2019年3月31日日曜日

ハッスル!

毎度恒例の合宿に3泊4日で参加してきました。




やっぱり初2段くらいが伸び盛りでやればやるだけ伸びるよなあ、としみじみ思った4日間の合宿でした。

肝心の私はと言えば、これだ!というほどの成果や成長が4日の中であったようには思えませんでしたけども、4日間みっちり稽古できた、4日間故障なく稽古し通せた、というところが1つの成果かなと。
つまりは無理をしないで平静・平常をキープして稽古できたと、そういう感じで。

ただ最終日がちょっと寒の戻りで風が強くて、帰り道がだいぶ冷えて難儀しました。
橋の上が特におっかなくてねえ。


さて、明日から新しい年度が始まります。
平成が終わるまでに新しい仲間がたくさん増えるとありがたいですねえ。

2019年3月24日日曜日

のびのび

杖道を初めて気が付けばもう16年かそこら経ちまして、5段など頂戴しておるわけですが、曲がりなりにも5段であるからにはいくらかあれこれ理合いというものも修めてないといけません。

そんなわけで後輩のみなさんと稽古してるとついああだこうだと理屈を述べてしまったりするんですけれど、本当はね、駆け出しのころはのびのびと力いっぱい使うのがいいと思ってるんです。

そりゃ段が上がればそういうわけにもいきませんけれど、初めのうちは「わーいたーのしー!」でいいのかなと。

あれがダメこれがダメとか言ってそれを損なうこともないし、あまり正しさを追い求めても角を矯めて牛を殺すみたいなことになるような気がしましてね。

なんとなく、杖道を始めたばっかりのころをふと思い出してこんなことを書いてみました。
あの頃は小難しいことなんかあんまり考えずに、ただ杖を振って木刀を振って、下手っぴだけどそれだけで楽しかったような気がします。
思い出はいつも美しい、というだけのことかもしれませんけども。

2019年3月19日火曜日

あめふり

季節の変わり目だけあって、晴れの国と言われるこの地でもどうしても天気は雨がちです。
ついでに体もどうも調子が狂いがち。

必然的に稽古も休みがちになるのが辛いところ。

気温が上がってきて、道場では過ごしやすい時期ではあるんですけどね。

2019年3月15日金曜日

おおきな

全剣連杖道には「解説書」というものがあって、全国どこの道場でもこの解説書に沿って技・型が遣われる、指導されることになっています。

当然、杖道修行者はまずこの解説書を理解し実践することが求められるわけですけれども、たまに「解説書至上主義」とでもいうものに取りつかれたかのような人がいらっしゃいます。

何かというと「解説書にはこう書いてある」「解説書にはそう書いてない」「解説書では云々」てなもんです。

ここで杖道委員の先生のお言葉を引用しますと
「高々100ページかそこらのこの本が杖道のすべてじゃない」
「杖道のすべてがこの本に書かれてるわけでもない」
「杖道をすべて活字に起こしたら何千ページあっても足りないだろう」
「この解説書は重要だけれども、杖道の世界はこの解説書よりもずっとずっと広くて大きなものだと知ってほしい」
というようなお話でした。

その広くて大きな世界のあれやこれやは、ずっと昔から先生方の指導と伝承を通じて伝えられてきたわけで、それを「あの先生は解説書に書いてあることができてない」とかそういうものの言い方をするのはさすがに身の丈を超えていると私は思うわけです。

解説書を無視しろと言ってるわけじゃないですよ。

広くて大きな世界のはるか遠くを目指して、でも自分の足元をしっかり確かめながら一歩ずつ前進していきたいな、とちょっと物のわかったようなことを言ってみる。

2019年3月10日日曜日

きそれん!

基礎をしっかりすることはとっても大事です。

野球でもバットの振り方ボールの握り方もわからないのに試合に放り込んだりはしません。
いまキャンプが始まったところのプロでも、試合形式の練習のほかにバッティング練習に走りこみにキャッチボールにと、基本を大事にしてるでしょ。


さて、5段になって3年も4年もたつと後輩の皆さんの稽古のお手伝いもしなければならないわけですが、私はあまりたくさんのことを言わない、求めない、ということを心がけています。「これは難しい」とも言わない。
何度かネタにした話ですけども。

「難しいことなんて一つもない。余計なものをそぎ落としてそぎ落として、一番単純なところだけ残ってる。」
「何でも簡単に考えて簡単に遣わんと」
「悪いところ探しじゃなくていいところ探しをするんですよ」

全て同じ先生からの受け売りです。
全てを実現することはなかなか大変ですしうまくできてないことも多いと思いますけども、これからも心がけていきたいと思います。

2019年3月4日月曜日

もうすぐ

正月がついこの間と思っていたらもう3月、本当に年明けからの時間の流れは矢が飛び行くようです。

少しずつ日が長くなり気温も上がってきて、この辺りでは春はもうすぐそこだと肌で感じる陽気になってきました。

春。
英語では飛び跳ねるような季節ということで"Spring"と言うんだそうですが本当でしょうか。
日本語では「張る」、つまり陽気がみなぎり草木のつぼみも張り詰める、そういう語源だとどこかで聞いたような覚えがあります。

私の元気はなかなか張るほどに満ち満ちては来ませんけれど、季節の変わり目で崩れがちな体調を整えて暖かくなってからの稽古に備えたいと思います。

あと、冬の間手入れしてなかった杖と木刀を磨いておきましょうかね。

道具のお手入れ、大事!!