しばらくぶりに真剣に古流の稽古をやってみたはいいものの、流れだけは出来ていても、技として型として、あんまり出来がよろしくないなと。
制定型と違って、できることなら全体が一つのよどみない流れのように、いわば草書のごとく遣えたなら言うことはないんですけれど、まだ行書どころか楷書もおぼつかない感じ。
ま、理由は単純。稽古不足です。
そりゃいつも制定型ばっかりやってるんだから、型をこなした回数が全然足りてないのは当たり前すぎる。
かといって、初夏に県の昇段審査があり、夏に全国の昇段審査と地区講習会があり、秋に県大会と県の昇段審査と全日本大会とがあり、年明けにまた審査会と地区講習会があり、
どうしても日ごろ制定中心にならざるを得ないのは仕方ないといえば仕方ないのかもしれません。
あーでもなー、だからって古流をほっぽらかしにしていいわけでもないしなあ。
そんなわけでちょっとしばらく集中してこっちに精を出してみようと思います。
大勢の前であんまりふがいないことするわけにもいきませんので。
やっぱりねえ、「古流初めてでーす♪」みたいな後輩相手にして技がかかってるような気になってたらいかんとですよ。
そして礼法について改めて思い起こす論語の一説。
子大廟に入りて事毎に問う。
或るひと曰く、敦か鄒人の子を礼を知れりと言うか。大廟に入りて事毎に問う、と。
子之を聞きて曰く、是れ礼なり、と。
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