2018年12月30日日曜日

ゆめみる

初夢にはちょっと早すぎるけれど、今朝はあまりに奇妙な夢を見ました。

ニンジャと戦う夢です。
それもなぜか分銅鎖を使って。
何なんでしょうね、私、分銅鎖なんて現物は見たことも触ったこともないんですけど。

おぼろげですけど、大体次のような流れでした。

・過去からニンジャスレイヤー=サンじみたニンジャがタイムスリップして出現
・ニンジャが繰り出す分銅鎖を私が右手で掴み取り、合気めいた動きで後ろに回り込む
・「違う、そうじゃない、こっちにこう引け」となぜかニンジャ=サンがティーチングしてくれる
・「よし、今度はこちらから行くぞ」的にカラテ・ミギセイケンヅキを繰り出すニンジャ=サン、それを半身で躱しつつ分銅鎖をニンジャ=サンの右腕に巻き付ける私
・するとニンジャ=サンが詰め寄り組み打ちめいて投げをしかけ、私はキリモミスピン気味に飛んでいき地面にダウン

と、ここで目が覚めました。


色々思うところはあるんですけれど、
昔の武芸者が「夢で神から技を授けられた」って言う話はこんな感じなのかなと。
本当にそういうことはあるんだなと。
そう思いましたね。

夢でひらめきを得るプロセスについての考証は以前にちょっと書きましたけど、まさか自分が本当に夢で謎のニンジャ=サンに稽古をつけられるとは思わなかった。
でも私の実力じゃどうやっても分銅鎖は術として体系化できない気がしますけども。

剣、槍、薙刀の達人だった夢想権之助が、なぜ剣や槍や薙刀ではなく杖の技を授けられ杖の道を拓いたのか、改めて考えてみればこれは不思議なことだと思います。
論理的整合性のない夢でみたことだから、というのなら納得せざるを得ない気がしませんか。


あと20年か30年くらい私が長生きしたら、ひょっとしたら私が分銅鎖の流派を興すなんてことがあるのかもしれませんね。

2018年12月28日金曜日

おさめる

今日で私の年内の稽古はすべておしまい。

今年もしんどいとか寝坊したとか旅に出るとかさんざん稽古をすっぽかしたような気もしますが、押しなべて見ると週に2度は稽古に出ていただろうという感触がありますし、まあまあだったんじゃないかなとうぬぼれているところです。

さて、なんとなく今年去年あたりの記事やら自分で撮った写真や動画を見直してみたところ、
「うーん、これはひどい…」
的な感情がいくらか湧いておりまして、
ひどいなと思えるということはその分だけは進歩があったんじゃなかろうか、と自分を慰めるしかないのでしょうか。

年が明けたらじきに6段7段審査会並びに地区講習会ですね。
私は受審も受講もしませんけれど、特に審査を受ける皆さんに稽古の分だけの実りがありますように祈りをささげて、今年の幕引きとしたいと思います。

2018年12月25日火曜日

ふっかつ?

週が明けて、晴れ渡った今日の空のように体調もとりあえず復調したもよう。

元に戻ってしまえば先週のしんどさは一体何だったのかと思うくらいのものですが、一応大事をとって今日の稽古は素振りと基本打ちをさらっと軽めに抑えました。

あんまり稽古量を軽く抑えてると腹周りが抑えきれなくなりそうなので若干不安もありますけれど。

さて、クリスマスプレゼントは結局なしのつぶてでしたけども、
考えてみたらこのブログの読者の平均年齢はそれなりに高い気がしてまして、
ひょっとしてアマゾンアカウントを持ってない人も結構いたりするのかなと思いました。

このブログのアクセスがざっくりと押しなべて50アクセス/日くらいなんですが、桁が一つ上がれば案外プレゼントをくれる人もいたかもしれませんね。

クリスマスは今日でおしまいですが、お年玉をくださる分には一向にかまいませんのでどうぞよろしく。

2018年12月24日月曜日

でぃなー!

今日は何の日ー?

チキンレッグがいっぱい売り出される日ー!!

ということで、これが本日のディナーです。
ドヤッ!
もちろん全部手作りですとも。
(パンとワインを除く)

そうは言ってもそんなに御大層なラインナップじゃないですけど。
ローストチキンに付け合わせのブロッコリーとジャガイモ、
水菜とツナのサラダ、
野菜多めのトマトスープ、
バターロール。
ケーキはプレーンなシフォンケーキに八朔のアイシング掛け。

自慢じゃないけど、このシフォンケーキは見事な出来でしたね。
レモンじゃなくて八朔のアイシングにしたのも正解でした。
八朔のほのかな渋みと苦みがプレーンな生地にいい感じにマッチしてると思います。


ところでこのワイン、わかる人は「アレか!」と思う例のあれ。
ドイツワインとしてはたぶん日本で一番有名なワイン、シュタインベルガー。
遥か中東の空に思いを馳せて…。

ワインは日ごろ全然飲まないんですけど、なかなかおいしいですね。
上等の白ぶどうジュースの大人のアルコール飲料ていう感じ。
呑み慣れないので上手な表現が出てきません。
お値段が手ごろなのもうれしい。

お酒は普段控えめにしてるんですけど、まあこういう日くらいはね、たまにはね、たしなむ程度に頂いてもいいんじゃないですか。

杖道普及のためのブログじゃないのかよって?
まあいいじゃないですか、ワインやケーキのネタで検索して飛んでくる人もひょっとしたらいるかもしれないし。



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今からでもクリスマスプレゼントください。お願いします。

2018年12月22日土曜日

けんこう

今週は天気が崩れていたせいかはたまたなにか別の要因によるものか、
とにかくずっと胸の具合がよろしくなくてほとんど臥せって過ごしておりました。

むろん稽古も行けるはずもなく、ただ座ってネットを眺めているだけでも何やら息苦しいやら重苦しいやら、
かといって布団にくるまって寝ていても嫌な夢を見るばかりで楽になるということもなく、わが身の不遇を呪うばかりの1週間でした。

健康は何物にも代えがたい宝だと常々思います。
稽古もね、一生懸命やるのも大事ですけど、無理をして体を壊すことのないように、
また日々の暮らしでも多少の心配りを忘れずに、生活習慣病なんかで稽古に出られなくなるなんてことがないように気を付けていただきたいですよね。

そうやって気を付けていても、私のように突然避けようもない病魔に襲われたりするわけですけど、避けられるものは避けるに越したことはありませんからね。

ああ、サンタさん、どうぞ私に健康な肉体を、せめて苦しみのない安らかな日々をください…。
プレゼントはこのブログの読者さんにおねだりしますから…。

2018年12月20日木曜日

みかえり

ちょっと今週は胸の調子がよろしくなくて稽古もいけてないので、代わりと言っちゃなんですが今年も色々あちこち行ってたくさん写真をとったよな、と見返しておりました。

そういえば岡山県古武道祭の動画は上げたけど写真は上げてなかったなと思ったので、改めて紹介してみましょう。

日置當流弓術。
弓は射法もさることながら礼法の塊というイメージがあります。
初めて代表演武して礼法の大事さと難しさを思い知りましたけど、
弓をやる人たちはすごいなあとしみじみ思います。

居合道教士8段の跪座。
居合の座り方もいくつかありますけど、コレかっこよくない?

柳生新陰流のかっこいいポーズ!!
何という構えかは存じませんがかっこいいことは疑いない。

二天一流、小太刀勢法。
ちょっと神道流剣術の二刀合の受けを思わせる。

同じく二天一流、五法勢法。
やっぱ小手裏なんですねえ。

竹内流、小具足。
受けの太刀の持ち方も流派によって色々だなと思う一瞬。

少林寺拳法、少年の部。
年少なりと言えどもいい動き。

大学生の部だったっけ。
やっぱり体格が出来上がると一段と迫力が増して見えますな。

初實剣理方一流の神崎先生による試斬。
見事真っ二つのまさにその瞬間が撮れました。

あとは岡山城鉄砲隊の発射の瞬間をどうぞ。
こちらは馬上筒。

こちらは…なんでしたっけ。
何匁砲だったかな、さすがにそこまで出てきません。

てな感じで今日はここまで。


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ただ今クリスマスプレゼント募集中!
まだ間に合いますよ。

2018年12月16日日曜日

こりゅう

今日は皆で集まって古流の稽古。
だからってわけじゃないけど、日ごろふと感じることがある違和感について。


「古流は先生によって少しずつ教え方や遣い方に違いがある場合がある」
そうですね。

「古流では足さばきや歩数などに共通の明確な明文化されたきまりがあるわけではない」
なるほどなるほど。

「だから各自好きに遣っていいんだ」
なんでやねん!!


そこは教えて下さる先生の遣われる通り、教えて下さる通りに遣うのがスジでしょうよと、思うことがままあります。

こういうご時世ですからネットで動画を見たり出版物を読んだり色々な情報に触れる機会もありますけど、第1はやっぱり直接指導してくださる先生の教えじゃないですかね。

そこはちゃんと区別しないとマズイでしょ。
混ぜるな危険。


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それはそれとして、
ただ今クリスマスプレゼント募集中。

2018年12月15日土曜日

おねがい!

昨日一昨日はふたご座流星群のピークでしたね。
晴れてさえいれば4,5分も夜空を眺めていたら1,2個流れるのが見えましたけども、皆さんは流れ星を見ることができましたか?

どうですか、コレ!!

このレベルだと流星を超えて火球レベルですかね。そこまではいかないかな。
これだけはっきりした流れ星が撮れるだなんてちょっとないことですから、とてもうれしい。
いやー、めっちゃ寒い中を粘った甲斐がありました。

さて、流れ星と言えば消えるまでに願いを3回言えるとそれが叶うなんていいますね。
正味の話、
「金!×3」
「男!×3」
「女!×3」
が人類の願いの8割がたを占めるような気がします。

私?
私もまあ大体おんなじようなもんです。
ただ、流れ星頼みじゃちょっと弱い気がするので改めてここでお願いしておきましょうかね。

2018年12月6日木曜日

めりくり!

気温が上がったり下がったりしてるせいなのか、
とにかく調子の上がらない日が続いてどうにもたまらない今日この頃です。
加えて今週は雨の日が多くて、体調がすぐれないのと合わせて全然稽古に出られません。

さて、そんなことを嘆いているうちにどんどん年の瀬が押し迫り、世間は段々クリスマスの気配に彩られていくような感じがしますね。

ほしいものリスト

クリスマスと言えば、クリスマスプレゼントですよねー。

ほしいものリスト

この年にサンタクロースなんか信じちゃいませんけどもね。

ほしいものリスト

そうそう、こないだ見た「ボヘミアン・ラプソディ」って映画で
「金で幸せは変えないが、与えることはできる」っていう素晴らしいセリフがあったんですよ。
そういうセリフがあったっていう、ただそれだけの話なんですけど。


よく知らないんですけど、こうやって公開しておくとたまに本当にプレゼントをくださる人がいらっしゃるそうなので、実験的にね。

ちなみにまだこれを通じて贈り物をくださった方はいませんので、今ならあなたが一番乗り!…かもしれない。

2018年12月4日火曜日

なにごと?

公園で鎌のような物を振り回す 容疑で会社員の男を逮捕 福岡東署

>福岡東署は4日、福岡市東区下原3丁目、会社員の男(42)を福岡県迷惑行為防止条例(粗暴行為の禁止)違反の疑いで逮捕した。逮捕容疑は9月24日午後、同区千早4丁目の公園で、鎌のような物を振り回し、公園内にいた同区の女性(64)や男性会社員(33)を不安に陥れた疑い。
=2018/12/04 西日本新聞=


もしかして:一心流鎖鎌術


とある先生がお寺の境内で杖の練習してたらお巡りさんがやってきて
「ここで決闘してる人たちがいるって通報を受けたんですけど」
ってことがあったそうです。
その時は説明したらお巡りさんもすぐにわかってくれて笑い話になったそうですが。

さて、この件はなんなんでしょうね、単に武道の練習なら逮捕までされることはないだろうし、
ホントにアレな感じの人が人を傷つける感じで振り回してて警察にも反抗したとか、
そういうことなんでしょうかね?

2018年12月3日月曜日

ひとさま

おっ、どこかの誰かがこないだの広島大会の演武を上げてくださってますね。

ということで紹介します。


福田先生が小太刀乱合で勢い余って杖をつかみそうになってるところが印象的。
あとで鬼木先生が「掴まれそうになったから突いてやろうかと思った」とかおっしゃってました。
鬼木先生は風邪なのかちょっとゴホゴホされてますね。

2018年12月2日日曜日

けんどう

よく知らないんですけど、「居合道でも剣道型をやらなきゃダメだ」みたいな話が持ち上がってるんだか広がってるんだかしてるらしいんですよね。

らしい、って全然定かな話じゃないんですけど。

まあ「杖道でも剣道型やらなきゃダメだ」みたいな話はちらっと聞かれることがありますね。

剣道のほうからの圧力的な押し付け的なそういう類のだったらなんかやだなーって思わなくもないんですけども、だがちょっと待ってほしい。

もし、もしですよ。
「全剣連に所属するからには居合道も杖道も剣道型をやるのだ」
っていうのなら、
「当然もちろんやっぱり剣道やってる人もみんな全剣連居合道型と全剣連杖道型をやるんですよね?」
って話ですよね。

よし、200万人とかいう触れ込みの剣道家が一斉に杖を始めるチャンスだな!!

2018年11月27日火曜日

うちだち!

昨日の記事で「負けたのは打太刀のせいだ」的なみっともない言い訳をかましたんですけれど、団体戦優勝の垂水睦会の強みは何かって考えてみたら、やっぱり打太刀がいいってところがあると思うんですよね。

メンバーのほとんどが居合もやってて、若い人から年配の人まですごく太刀がいい。
だから仕杖も思い切っていい技が遣える。
これは疑いようがない部分だと思うんですよね。

我らのチームも1年くらい前と比べたら皆さん上達してて、杖のほうは段以上のものが見えてきたかなと身内びいきなことを思ったりもするんですけれど、
太刀のほうはまあちょっと落ちますね、残念ながら。

私だって人のことは言えない。
相手の大将だった後輩は杖だけじゃなくて居合でも結構な成績を収めてる猛者で、
「杖では負けてないもん」とか強がってみても、太刀まで含めたら偉そうなことはちょっと言えないですよ。

広島と言えば黒郷先生、黒郷先生と言えば太刀の構えと素振りの稽古、ってくらいに
「太刀を一生懸命稽古しなさい」
ってのが皆さんにも知られてるところですけれど、
改めてその言葉の重みをかみしめるところです。

2018年11月26日月曜日

ことしも!

たまには人の写真ばっかりじゃなくて、自分の写真も晒すか。

わざわざ特に都合のいいところを選んで出す。

ということで、昨日は第5回広島杖道大会でした。

団体戦の図。

児童による演武。将来は明るい?

今回も九州~関西という広い範囲からの参加者が集まってなかなか盛況でした。

そんななかで、私は個人戦で2つ勝って、団体戦でも1勝したということで、昨年と比べたら一応の成果は出せたかなと思います。
なにせ去年は本戦で1回戦負け、敗者復活でも1回戦負けと、個人では負けっぱなしでしたからね。

私以外の岡山県勢も入賞こそなかったものの個人戦でも結構みなさん健闘してて、
「負けると思って大会に出ても、やっぱり自分に旗が上がるとうれしいなあ」
てなコメントも聞かれて、良い傾向だなと思う次第。

実は隣の会場で広島県古武道振興会の演武会も行われてて、暇ができたら覗きに行こうと思ってたのに、ついつい杖道のほうに時間を取られてついに見に行けなかったのが心残り。


ところで、団体戦で私の古巣(というか今でも籍はある)と衝突しましてですね。

チームとしても勝ちを拾えなかったんですけれど、それよりなによりですね。
後輩と大将戦で正面対決して、0-3で木っ端みじんに砕け散るというザマをさらしましてですね。
「こんなにも立派になって…」と言いたいけれど、地団駄踏んで悔しがってるのがホントのところです。

私の杖は決して見劣りしてないもん!
打太刀を務めた人の差だもん!
と人様のせいにして八つ当たりついでに稽古に励みたい次第。


ところでところで、このblogは杖道界隈では北は北海道から南は九州までそこそこ読者がいるようで、この大会でも
「blog見てますよ!」
とありがたいコメントを頂いたんですけれど、

私が杖道界で有名になりたいがためにやってるんじゃないんだ!
杖道を世の中に広めたくてblogをやってるんだよ!!

というコンセプトは改めて強調しておきたいと思います。

驚くべきことですが、blogに備わったアクセス解析機能によると最近のアクセスの20%はアメリカからっぽいんですけど、これマジ凄くなーい?

2018年11月23日金曜日

けんきょ

北のほうでようやく今年最初の雪が降ったそうですが、先日ちょろっと旅に出た時の写真など貼って、過ぎゆく秋に思いをはせてみましょう。

からくれなゐにみずくくるとは

柿くへば鐘が鳴るなり

紅葉のにしき神のまにまに

ところで、「まーたあの人どこから聞いてきたやらわからん事言って」とか「毎度毎度いい加減なことばっかり教えて」とか思うことがままあるんですけども、ふと思い出される初段だか2段だかのころの思い出。

ちょっと杖や太刀の使い方がわかったような気がして上達してるつもりのころ、調子に乗ってあれこれ言ってたなと今ならわかる、そんなとき。

「あんな、あんたもまだ駆け出しなんやから、そない偉そうにあれこれ言うもんやないで」

って私におっしゃったあの先生もこんな気持ちだったのかなあ、と改めて思います。
振り返ってみると、最近また私調子に乗ってる気がする。


先日冨永先生は「(技を遣ってるときは)図々しくなりなさい」とおっしゃいましたけど、下位段の人と接するときはそういう謙虚な気持ちを思い出すようにしたいと思いました。

ちなみに、先日の古武道祭ではそこそこ図々しく遣えたと思います。

2018年11月20日火曜日

おしえる

最近「見て盗め」という言い方に対して否定的な見方がされることも多くなりました。

教える、教わる、ということについて、何か専門的な教育をうけたり研究をしたことがあるわけではないんですけども、5段になって打太刀の立場になることも増えてきて、今のところ私がぼんやりと思っているのはこんなこと。

1.教える立場として言語化を怠ったりなまけたりしないようにする
2.だからと言ってなんでもかんでも言えばいいわけじゃない、相手の段階に応じて伝える内容や量を勘案する
3.言語化の努力は必要だけれどそれにも限界はあるし、言語以外で伝わるものもある


元が工学部出身なので、技術とかスキルとかいうものは基本的に言語化可能だしそうすべきものだと思っているんですよね。
ただ、人間って言語化できる以上のことを体現できるというか、体現する能力に対して言語化する能力はずっと劣っているというか、そういう面も否定できないんじゃないかとも思うんですよ。

何が言いたいかって言うと、「口動かす前に体動かせ、体動かしてから口動かせ」ってことです。

以上、先日の講習会と最近の稽古で感じたことのまとめでした。
これにて1件案件消化。
…我ながら無理やりだな。

2018年11月19日月曜日

おまつり!

講習会->4泊5日ツーリング->古武道祭、というわりと強行軍をやるとネタがたまりすぎて、消化不良を起こしてえらいことですよコレは。

今日は昨日の第42回岡山県古武道祭から各流派の演武を5つほど出して案件消化。

我々神道夢想流の動画ですか?
私自身が出場していたのであるわけないじゃないですかー、やだー。

どうしても見たいっていう人は大会本部が販売するDVDを買おう!な!


・竹内流


・初實剣理方一流 剣術と抜刀術


・稲富流砲術 ※音量注意※


・兵法二天一流
小太刀の構えが気になる今日この頃です。

・柳生新陰流

今回、動画のFPSを30から60にして見たんですけど、あんまり意味ない気がするな、これ。

2018年11月11日日曜日

のちほど

昨日今日と恒例の講習会&審査会でした。

色々書きたいことはあるけども、色々忙しいこともあるのでまたそのうちゆっくりと。






2018年11月5日月曜日

スリケン!!

最近熱中している手すさびがこちら。

手裏剣!!

そしてご注目頂きたいのがこちら!
同じところに命中!

2枚続けて投げて、2枚続けて同じところに突き立ったので、ついこんな写真を撮ってしまいました。
いやー我ながらすごいっ!!


ちなみに、こういう手裏剣投げのアトラクションは日本各地の忍者村的な施設で楽しめます。

佐賀嬉野の肥前夢街道。
メッチャふざけたキャッチコピーと裏腹に、
ここの忍者は手裏剣を2枚同時に投げて
2枚とも的に命中させるのがお茶の子さいさいという
ガチな人なので温泉に浸かりに行くついでにぜひ。

登別温泉すぐ近く、登別伊達時代村。
500円で5枚投げて、的の真ん中に当たると
金券500円というナイスアトラクション。

伊賀市、伊賀忍者博物館。
残念ながら私が行った日は
たまたま手裏剣打ちはお休みで残念。

あと甲賀市にも忍者村があってそこでも手裏剣打ちができるらしいですね。
調べた感じだとほかには太秦映画村、日光江戸村、伊勢安土桃山城下町、戸隠忍者村とか。


最後に、家の中で手裏剣投げるのはあんまりオススメしません。
壁やら床やら保護しとかないとダメですよ。

2018年11月3日土曜日

くりつけ!

来週の講習会に備えて、古武道祭に向けて、古流の稽古を一生懸命やっているわけですけれど、やっぱり古流の稽古は楽しい。だけどしんどい。
しんどいけど、楽しい。

楽しいけど、けど…きっちりやろうとすると、すればするだけ小手がつらい…。
古流の繰り付けがね、どうしてもね、小手にやさしくないんですよねえ…。

あとやっぱり中段がキツイ。
心臓悪い人間がやるにしては運動量が結構厳しいものがありますよ、やっぱり。

2018年11月1日木曜日

おやすみ

朝がつらい。

いや、寒さが日増しに厳しくなってきてるっていうのも無きにしも非ずですけれど、メインはそれじゃないんですよ。

毎夜毎夜いやーな感じの夢ばかり見て、全然寝た気がしないんですよね。
で、眠り足りない感じで朝起きるのがしんどい、とそんな感じ。
このところ特に顕著ですね。
ストレスとかそういうのじゃなくて、持病で飲んでる薬の副作用の1つなのでいかんともしがたいのがまた辛いところ。


そういうわけなので朝起き上がれなくて稽古に行けなくても仕方ない日もあるんですよ。
稽古したいけどさ。

2018年10月28日日曜日

やっぱり…

またあったじゃん!
鉄扇!

伊賀上野城の展示品。
荒木又右衛門の仇討ちの用品の1つらしい。

しかもちゃんと開く構造っぽい。

ちゃんと添え状までついてて、鉄扇買うときにお店のおっちゃんが言ってた「ホントは鉄の扇なんてなかった」ってなんやったんや…。

荒木又右衛門の伊賀越仇討、俗にいう鍵屋の辻の決闘は1634年らしいので、そのころにはすでに存在していたっていうことなんでしょうか。

実は後世になって芝居や歌舞伎のために作られた小道具ですって話だったらそれはそれで意外性はあるけども。

なんにせよ、「ない」って言ってたものが実はあるってのはよくある話なんでしょうね。きっと。

2018年10月27日土曜日

だじゃく!

行楽シーズンということで、昨日まで愛馬に跨って高野山参りやら熊野詣でやらに行ってきたんですけれど、なにせ日ごろがあまり歩かないものだから足の芯に疲労がたっぷり残ってですね、今日の稽古は実にさんざんでした。

蹲踞礼でもうふくらはぎがプルプルしてるんですから、そりゃもう踏ん張りがきくはずもなく、稽古にならなくってみっともないやら相方に申し訳がないやら。



ちなみに、こちらが高野龍神スカイラインの護摩山展望塔からの紅葉の様子です。

考えるな、感じるんだ。

ちょっとこの日は天気がいまいちで山のてっぺんは雲がかかってこんな感じで少し残念でした。
もうちょっと標高が下るとこんな感じ。


さらに南、熊野本宮大社の大斎原(おおゆのはら、旧社殿跡地)がこんな感じ。


ところと種類によってはかなり色づいていたので、ちょうどこの週末くらいからいい感じになっているでしょう。

杖道の稽古もいいけども、パートナーがいらっしゃる皆さんは日ごろの感謝を込めてご一緒に紅葉狩りなどいかがですか。

2018年10月20日土曜日

どうぶつ!

先日鳥取の渡辺美術館に行った話をちらっとしましたけど、
ここは大変雑多な展示なんですがなかでも充実しているのは甲冑でしてね。
今回はちょっと変わった兜に着目して、動物がのっかってるのを写真に撮ってみました。

ヤマアラシ。

ウサギ。飛ぶように駆ける、のゲン担ぎか。

イノシシ。猪突猛進。

鳥。キジかな?
飛ぶにあやかったのか、尻上がりの意か。

全体じゃなくて一部だけど、鳥の羽の形状。


ここからは空想動物シリーズです。
鬼。
むしろスターウォーズ?

烏天狗!

獅子ですね。

龍その1。

龍その2。より手が込んでます。

獅子その2。
角だけ見るとむしろ鹿?

鬼その2。
なんか鬼に頭からかぶりつかれてるみたい…。

鳳凰。
俗に鳳がオスで凰がメスらしいですけど、
これはどっちなんでしょ。


そして、最後はこれ。

サザエっていうかウン…。
まさか20世紀後半からそんな物の象徴になるなんて、
当時の甲冑師は想像もしなかったでしょうね。