2017年11月24日金曜日

すんぽう!

稽古は休みがちでも、なにかしら頭は働いておりまして、ちょっとした疑問など書き連ねてみる。

杖道で使う杖の寸法は、杖道をされる皆さんはご存知ですよねえ、長さ4尺2寸1分です。

で、ですよ。

4尺2寸 <- わかる
4尺2寸5分 <- わかる
4尺2寸1分 <- ??????

1分って。
びみょー過ぎませんかね。
現代で言えば約3mmですよ、3mm。
全体の長さで言えば0.3%以下ですよ。

直径なら話は分かる。
8分(約24mm)と9分(約27mm)どころか、8分と25mmでさえ、持てば違いが判る。
4%も違いますからね。

用途や製作の都合を考えたら、4尺2寸でええやん!って思いませんか?
私は思います。


そして太刀の寸法ですね。
全剣連杖道では全長3尺3寸5分、うち柄8寸ですから刃渡り2尺5寸5分。反りは5分。

実際に8寸柄の木刀握って思うんですけど、
柄、短くない?

そもそも普通に普及用として売られているのが8寸5分の木刀ばっかりで買い求めるとき大変困るので、全剣連杖道部印の木刀を発売してもらえないかなーと常々思います。

その8寸5分の木刀を常用しているせいか、8寸の柄だと身長175㎝の私だと結構キツキツな感じがします。
刃渡りはちょうどですけどね。
身長190cmとかある人にとってはどう考えても8寸は短すぎるよね。

昔の平均身長160㎝弱だったころだとちょうどよかったのかもしれませんけど、そうすると刃渡りが体格に比してかなり長いのではないかという疑問がわいてきます。
いや、神道夢想流の成立が江戸初期だから当時は長い刀が当たり前だったとかそういうのがあるんですかねえ?


全剣連杖道の用具の規格は基本的に神道夢想流の定寸を引き継いでいると思うんですけど、その神道夢想流の定寸はいついかようにして決まったのか、だれか調べてネットで公表してくれませんか(人任せ)。

なお、最終的には「自分の体格に合わせて使いやすいものを選びましょう」ですむ模様。

0 件のコメント:

コメントを投稿