2015年8月11日火曜日

おもいで

昨日書かなかった講習会でのトピックスを、いくつか書き残しておきます。
あんまり細かいことをあれこれ書き綴ると、かえって分からなくなったりしますので大きなところを中心に書いてみます。

1.気合を短く、鋭く。
荒井委員長から講習会の総評として「皆さん、もっと気合をしっかりとね。」とのこと。

2.足裏の感覚
5段の部、大竹講師から。
「足の裏のこの辺(母指球あたり)で床を踏む感覚をとらえてくださいねー。そしたら自然と後ろ足がしっかり利いてかかとが浮きますから。足をそろえて立ってても楽ですよ。」
大竹先生は明るくて朗らかで楽しい方ですね。とても楽しく講習を受けられました。

3.脇構えと太刀を下ろした姿勢の違い
これも5段の部、大竹講師。
「太刀を下ろした姿勢」というのは、左手が体の中心にあり、構えを解いた姿勢から手の位置をそのまま右足を下げて真半身になった形。
脇構えは左手がやや後ろにある形。

4.太刀は突かれても顔に出さない
大竹講師から。
「2段3段ならまだしも、4段5段にもなったら太刀を持った以上水月を突かれても痛いのを顔に出してはいけない、そんなことなら太刀を持つ資格がない、って師匠や先輩に教わりました。」とのこと。
そしてあたりをきょろきょろ見回して、「誰とは言いませんけどねー、神奈川なんですよー、ねーわかるでしょー、すっごい突いてくる方がいるんですよ!誰とは言いませんけど!高段者なんだからそんなに突いてこなくてもいいのにねー。」とも。色々ご苦労がおありのようです。

5.当てるように稽古する
4番とセットになるお話。小手打ちや突きについて、大竹講師から。
「初めから寸止めで稽古してると効く打突ができなくなりますから、ちゃんと低段のころから当てるように稽古してください。私は『当たったら握って止めろ』っていつも言ってます。全然届かないところで止まっちゃってたらそれは注意します。」とのこと。
ただし、「大事な稽古の相手ですから、あんまり打ち込んで『あの人はもう嫌だ』なんてことのないように、お互い怪我の無いように、あんまり痛い思いをさせないように。」とも。
「武道なんだから本気で打ち込むのが本当だ!」なんて言ってガンガン打ってくる人が時々いますけど、そんなのただの勝手・わがまま・無法ですよねー。

6.杖道と神道夢想流の区別
黒郷範士から。
「全剣連杖道と神道夢想流杖術は違います!」とはっきり。
この辺りに言及するには私は未熟に過ぎるので今は何も言わないことにします。


とりあえずこのくらいで。

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