2024年11月11日月曜日

いろいろ

 昨日一昨日は冨永先生をお招きしての講習会。そして昇段審査会でした。

毎度毎度思いますけれど、冨永先生は80歳を超えているのに2日間立って喋って業を遣って平気というのは、本当に同じ人間なのだろうかと思います。驚異の一言に尽きます。決して脅威のほうではなくて。

先生は「全部教えたよ」と仰いますけれど、それが我々の身に着いたかどうかはまた別の話だし、しかも毎年毎年「工夫した」「研究した」と新しいネタをご提供くださるので、永遠に追いつけないような気がします。

稽古を止めたらそれこそ差が開くだけなのでもちろん稽古にいそしみますけれど。

あと、うちの道場の後輩が冨永先生から「いい遣い手になってきたね」って言われたのを見て嬉しくなりました。
私の教え方がいいから、と言いたいところですが、無論本人が真面目に道場に通って稽古に励んでくれているからですね。継続は力なり、ということです。やっぱり道場に来るというのがなにより大事ですよ。


そして、審査について。

審査前の最後の稽古に励む受審者の皆さん。

「皆さん、やる気に満ち溢れてるなあ」とこの時は思いましたけれど、実際の審査に入ってみると、なんかこう、稽古足りてないのかな? という気分になりました。もうちょっと詰めてきてほしいなと思いました。

ただ、4段5段を受験する人は流石の出来でしたね。普段合わせてない人とでもちゃんと形になっているので、この辺りはこれまでの稽古が物を言ったのだろうと思います。

段位なんて言ってしまえばオマケみたいなものだし、誰かが言っていましたけれど「段位を貰ったらその段位としての稽古をしてもいいという許しをもらったんだよ」ということですから、段位に見合った稽古を積んでいってもらいたいと思います。

さて、私は錬士6段なりの稽古が出来ているのだろうか。

2024年11月7日木曜日

ふうかく

 今更ではありますけれど、なぎなたの中国選手権大会にスタッフとして参加してみて、なんといいますかこう、「文化が違うなあ」と思いました。

何がと言われても個別に上げていくのは難しいけれど、試合競技の応援とかそういうのはやっぱり居合道とか杖道とかの型武道とは全然違いますよね。型を遣ってる最中に「ファイトでーす!!」なんて言わないもの。

あとはやっぱり女性が多いので、何事においてもちょっと感覚が違うかなと感じたり。


写真は撮ってないんですけれど、印象に残ったのは団体戦の決勝の大将戦。

島根チームの大将の中段の構えは一目見て

「冨永先生の言う『位を出しなさい、風格を出しなさい』って、こういうことかあ」

と感服しました。さぞかし大変な稽古の上にあの構えがあるんでしょう。お見事としか言いようがありません。

ああいう位、風格を、杖道で出していけるだろうか。稽古、稽古、また稽古。

2024年11月2日土曜日

おもいで

 今日は杖とは全然ない話です。



ということで、明日はなぎなたの中国地方大会が岡山であります。今日はその準備に行ってきました。
雨が酷くて、道も混んでて、会場にたどり着くまでが大変でした。雨は準備が終わるころには上がりましたけれど。
ちなみに私は出場しません。スタッフだけです。


この会場で全日本杖道大会をしたなあって記憶が蘇ります。過去の記事をさかのぼってみると2016年のことでした。

あの時は楽しい楽しい無職生活を送ってたっけなあ…。もう一回やりたい。