2017年10月26日木曜日

あかんな

昨日、あんな更新をしておきながら、今日目が覚めたのは昼過ぎでした。
ちなみに稽古は朝9時前から。


こんな天気のいい気持ちのいい日に昼まで寝て過ごすなんて、なんてもったいない…。
と言いたいところですが、実に退廃的で甘美な背徳の味わいです。
めっちゃぜいたくで気持ちの良い朝寝ができました。南無南無。

2017年10月25日水曜日

てんこう

雨が降るごとに冬が近づく、てなことをニュースのお天気コーナーのおねいさんが言っていたような気がします。

だんだんに秋が深まり、冬も顔をのぞかせてきているようで、もうしばらくしたらまた寒い寒いと言いながらの稽古になるでしょう。

寒さはともかくとして、先週は雨が多くてどうにも稽古に行けず困ったところでした。
バイクしか足のないエコ生活の数少ない弱点の一つです。

なんかねえ、また今週末には台風が接近して雨が降るんじゃないか、てなニュースも聞こえてきてますしねえ。
一応今のところこの辺は向こう1週間降る気配はないらしいので、ぜひそうあってほしいところです。

なんでそんなに天気を気にするのか、ついに稽古への飽くなき欲求に目覚めたのか、ってお思いかもしれませんが、別に大した話でもなくてですね。

ちょっと、その、腹回りというか、体重がね…。
食べてばっかりで雨だの眠いだの稽古サボって休んでたら、当たり前だよなあ?

2017年10月19日木曜日

ちめいど!

コンビニバイトが強盗相手に木刀構えて「剣道初段ですけど」って言ったら逃げてった、というお話でしたね。

さてこれが、そこらのモップか何かを構えて「杖道初段ですけど」って言ったらどうなる、ってことですよ。

「は?じょーどー?柔道じゃなくて?何言ってんだお前馬鹿にしてんのかコンニャロー」
てなもんでかえって危なかったりするのかもしれません。


それもこれも知名度が低いのがいけない。


そもそもこのblogからして杖道の普及のためという名目で始めたにもかかわらず、見ているのは杖道関係者ばっかりで内輪でウケ取ってるだけやんけ、というね。
うん、知ってた。

もうこれは「杖道を有名にする」ではなくて、「杖道をやっている人に有名になってもらう」というアプローチのほうがいいんじゃないかと思うんですよ。

ただねえ、悪いことして有名になるのは比較的簡単なんですけど、良いことして全国規模で有名になるってのは、これは何をどうしたらいいんでしょうかねえ…。

だれか杖道の範士8段がノーベル賞でも国民栄誉賞でも取ってくれれば…。
さもなきゃハシカンと結婚するとか…。

2017年10月16日月曜日

てんさい!

なんかまとめサイトに写真転載されてるやん。
すごーい、これでうちも有名サイトの仲間入り?!

転載先:
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1943570.html

写真の元記事:
https://okayamajodo.blogspot.jp/2017/04/6.html

剣道もいいけど、杖道もどうぞよろしく!

(追記)「引用元を表示してね」って連絡したら画像を差し替えられた模様です。
別に使ってくれてもいいんですけどねえ、引用元さえ出してくれればうちにもお客さん来てくれそうだし。

2017年10月15日日曜日

はわたり!

なんかこう季節の変わり目だったり夏からイベント続きで忙しかった反動だったりするのか、ちょっと休みがちな1週間だったわけですけど、そんななかでも多少は外出などして、博物館の日本刀の展示を見に行ったりしてました。

古いのから新しいの、短いのから長いのまでいろいろありましてね、中には磨り上げて(既製の刀を短く詰めること)なお3尺に届こうとする大太刀があったりして
「よくもまあ昔の人はこんな長い刀を振り回していたもんだ」
と思ったりもしたんですよ。

今の全剣連居合だと「右手に持って自然に垂らしたとき、切っ先が地面に触れるか触れないかくらいの長さ」がちょうどいいとされてるそうです。
ちなみに身長175cmの私が素振り用に使ってる模擬刀が2尺5寸5分(約76.5cm)です。
そこからすると、平均身長が160㎝弱くらいだったといわれる鎌倉・室町の皆さんの技量や膂力がしのばれるようです。

刀の長さというのはリーチの長短の問題もありますが、結局のところ好みの問題じゃないかと思うわけですけれど、流派による違いというのもあるようで、
例えば地元岡山の古武道の雄たる竹内流では
「流祖が山籠もりの修行をしていたところ修験者の姿をした神が現れ、『長刀に益なし』と宣い、流祖の刀を半分に折り小刀の技を授けた」
という伝承があるそうです。
やっぱり合戦で野山を駆け巡る時代は、遠い間合いは長物に任せておいて、刀は短いほうが取り回しが良かったりしたんでしょうか。
かたや林崎新夢想流居合術では3尺3寸という長い刀を用いるそうで、本当にいろいろです。


で、私が最初に師事した杖と居合の先生は身長160㎝あるかないかの小柄な方でしたが、長い刀がお好みだったそうで、
「ワシは2尺7寸までなら普通に抜ける!それ以上も抜けるけど、そこからは曲芸の範囲やな」
「刀は長いほどいい!なぜならかっこいいから!」
とおっしゃっていたそうな。又聞きですけど。
四の五の言うより「かっこいいじゃん!」って、何より強い理由じゃありません?

2017年10月9日月曜日

たいかい!

全日本杖道大会にて、井の中の蛙が大海覗いた、とかそういう感じのタイトルです。

ということで昨日東京は綾瀬の東京武道館にて第44回全日本杖道大会が行われました。
参加者の皆さんも、係員役員の皆さんも、お疲れさまでした。

大会の結果についてはまたおいおい全剣連から発表されるだろうから、ここであれこれ述べることは差し控えようと思います(自分では全然記録を付けてないともいう)。

とりあえず、模範演武と決勝戦と、どこかの誰かの試合の様子だけ撮影しておきましたのでどうぞ。

・2017年 第44回全日本杖道大会 模範演武

左の1列が古流の部、右の2列が全剣連杖道の部。
ちょっと人数多すぎるので少しやり方を考えたほうがいいような段階に入りつつあるのではないかと思う。
古流の部、手前から2番目の滋賀県の福間先生は神道夢想流ではなく水鴎流の杖術を遣われている模様です。


・2017 第44回全日本杖道大会 決勝戦

決勝戦は2つの試合会場を使って並行して行うというちょっと変則的なスケジュール。
おかげでロングショットにせざるを得なくなりましたが、仕方ないですね。


・どこかの誰かの試合の様子
やってる最中はそんなに手落ちもないと思ってましたけど、やっぱり落ち着いてから見直すとあちこち粗が見えてきて、ちょっと恥ずかしいわぁ。
とはいえ、杖を始めて早13年、ようやくこれくらいは遣えるようになったかと思うとちょっと感じ入るものがありますね。


後は写真。



ん、これじゃなかった。


奮闘する後輩たちを見て、僕はとってもうれしい。

2段の部優秀賞獲得おめでとう。


幼子もすぐに大きくなります。
ゆえに曰く、「後生畏るべし」と。

この貫禄よ。
とはいえ私の腹も最近人のこと言えない。

パパさん、ヨメさんに気合で負けてますよ。
なお対戦相手は優勝ペア。


岡山からの参加者。
結果が振るわなかったことは残念でした。


気が付けばあちらこちらにお知り合いがいっぱいできました。
目付、敵付がいいですよねえ。

若い人は若い人なりの、
歳を重ねたらそれなりの杖を遣う、その大事さよ。





矢鋪先生と白井先生は最近勢いがあるなと個人的に思います。

とりあえずこれで夏から続いたイベントの嵐は一段落、後は来月18日からの県の講習会と、翌週の広島大会まで少しゆっくりできます。
ちょっと体と財布を休めてやりたいですね。

2017年10月2日月曜日

かんさい!

昨日一昨日と姫路で行われた関西地区杖道講習会に参加してきました。
なんで昨日帰ってきてから更新しなかったかと言いますと、
私も何分独り暮らしですからして、帰ってからご飯作ったり洗濯したりアウトレイジ見たりで忙しかったんであります。

さて、北海道の安丸先生をメインの講師としての講習で、特に言われたのは
・構えをきちんと作ること
・杖や太刀を身の幅で遣うこと
だったかと思います。

構えの点では特に腰の作り方ですよねえ。
受講した人だけがわかるネタ。というかどんな説明をしたらいいかがわからんのです。
写真は今回ほとんど撮ってなかったので過去の写真を適当に引っ張ってきました。
後ろ足の付け根の筋肉を張るんだ!
って、直していただくとわかるんだけれど、自分でやろうとするとわからなくなる不思議。

あとは引落打ですよ、引落打。
・後ろから大きく回す
・杖を身から離さず遣う
・杖尾の手を決して上や前に出さない、脇を開けない
・太刀の上に乗る感覚
ということを盛んにおっしゃっていましたが、

先生「こうだよ、こう」
私「こうですか?」
先生「ああ、そんな感じ」
私「少しはマシになりました?」
先生「いや全然ダメ」

ということで全然ダメでした。。


あとはですねえ、個人的には和歌山の村上先生に本手の構えから直されどおしでして
「構えはもっとやらかく」
「も少し体を開いて」
「あなたは手の内の絞りが問題やね」
「突っ張ったらあかん」
とかそういうめちゃくちゃ基本的なところから指摘されまくりで、明日から私どんな顔して道場にいけばいいの…って気分です。


村上先生は大変トークが軽妙な楽しい先生でありまして、今回の講習でも大変笑いをとってらっしゃいましたけれども、覚えているのはこんな一言。
「ゆっくりつこたらええねん、はようやったら練習課題がちゃんとできやんやろ」
沁みるなあ~。

いつもの会場。広くてきれい。

懇親会からの帰りに一枚。
姫路城のライトアップ。