新年度が始まって、
新社会人がいて、
新大学生がいて、
新高校生がいて、
新中学生がいて、
新小学生がいて、
いやー若いっていいなあ。
我が後輩の皆さんも新入生の獲得のために一生懸命だったわけですけども、
この20歳前後って言うのはなんていうかこう、
幼さからの脱却とともに大人への仲間入りをするという、
いわばサナギの脱皮のようなそんな生命の大躍進的な雰囲気がある気がしますね。
私にもそんな時期があったっけ?
はて、とんと記憶にございませんね。
この春からあちこちの大学で何人かが杖道を始めてくれたらうれしいなあ、と思いますし、
私の母校でもせめて3人くらい入ってくれたらいいなあ、と思いますし、
そしたらあれやこれやの面白いネタを披露したいなあ、と思うわけです。
まーでもね、大学の4年なんてあっという間ですよ。
まず学業に励まないといけないし、
恋もすればバイトもする、
長い休みにいろんな体験を求めて飛び回ったりもするわけです。
そんな中で何ができるか、って考えると思い出すのが名作スラムダンクのこのエピソード。
杖道を好きになってもらう、杖道を楽しんでもらう、そのためになにをしたらいいかなって考えたとき、人それぞれ違う答えを出すだろうと思います。
そこで私は思うわけですよ。
4年間で制定12本だけやってオシマイなんて、もったいないと。
もちろん制定12本をしっかりやる、しっかりできるようになる、って言うことは大切だけれど、12本だけに集中したって極められるわけもない。
どっちかというと、古流や剣術やその他の併伝も、完璧でなくってもただの見よう見まねでも、ありったけのネタを繰り出して、その中から1つでも「面白そう」って思ってもらえたらいいかな、って思うんですよ。
例え卒業してから杖道を離れたとしても「学生時代杖道って言うのやってて、いっぺん鎖鎌触らせてもらったことあるっすよ」とか、飲み会のネタにでもなったら楽しいんじゃないですかね。
まーそんな御大層なことが言えるほどの腕前でも立場でもねーだろ、って言われれればその通りですけどね。
ワタクシお気に入りの論語から、お気に入りの一節を。
「之を知るものは之を好むものに如かず。之を好むものは之を楽しむものに如かず」
新たな生活を楽しんでください。
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