この1年、岡山県の杖道部としては全日本大会という大きなイベントがありました。
皆さんにもそれぞれに何かしらあったんじゃないかなと勝手に思っています。
何かあっても1年、何もなくても1年、とにかく私も年越しを迎えることができました。
来年何をしようかとか、何をしたいなとか、もうそういうことが頭に浮かんでますか?
私は浮かんでます。
皆さんにとって新年が良い年になりますように。
2016年12月30日金曜日
2016年12月22日木曜日
こゆびが…
料理をしながらちょっとテレビに気を取られた瞬間に「アウチッ!!」
小指をズバッとやっちゃった…。
深くはないけど、かなり爪をそぐような形になってしまったので爪が伸びて元通りになるまで1か月かもうちょっとかかりそうな感じ。
こうなるとほんとに手の内が締まらないんですよね。
太刀の握りも、杖の打ちも突きもどうにも決まらない。
しばらくは稽古もあまり激しいのは控えたほうがいいかもしれません。
辛島美登里でも聞いてるかな。
2016年12月19日月曜日
いそがば!
「なんでそんなに古流を覚えてるの?」
って、同じくらいの時期に杖を始めた人に昨日の稽古会で言われました。
この1か月くらい古流の稽古に苦心していらっしゃるご様子でしたけれど、なかなか成果は上がっていない模様。
なんでってねえ。
そりゃ才能の違いですって言いたいけど、そんなものは私だってありはしません。
悪いことは言わないので、型の稽古をする前にちゃんと基本打ちと太刀の素振りをなさったほうがよろしいんじゃないでしょうか。
私に言えるのはそれくらい。
プロ野球選手もキャッチボールやバットの素振りやランニングは欠かさないし、
大関横綱だって四股やテッポウをやり込むし、
Jリーガーだってドリブルやパス練習をみっちりするし、
というよりそういうことを地道に積み重ねて能力を高めていった人が上に行くわけでしょ。
それもただ回数をこなせばいいっていうものじゃなくて、「今自分が習得すべきことは何か」「何をどう修正すべきか」「そのための最も良い方法は何か」ってことを考えながらやるっていうことが大事かなって。
前にも似たようなこと書きましたけども。
同じ基本打ちをしていても、初段の人が気を付けることと7段8段の人が気を付けることって絶対に違うはずですからね。
何にしても、基本をしっかり固めて体を作って体の遣い方を練っていかないと、型稽古ばっかりやってても身につかないと思うんですよね。
そういうわけで、今日も基本打ち。
明日も基本打ち。
来年も再来年もずっと基本打ち。
って、同じくらいの時期に杖を始めた人に昨日の稽古会で言われました。
この1か月くらい古流の稽古に苦心していらっしゃるご様子でしたけれど、なかなか成果は上がっていない模様。
なんでってねえ。
そりゃ才能の違いですって言いたいけど、そんなものは私だってありはしません。
悪いことは言わないので、型の稽古をする前にちゃんと基本打ちと太刀の素振りをなさったほうがよろしいんじゃないでしょうか。
私に言えるのはそれくらい。
プロ野球選手もキャッチボールやバットの素振りやランニングは欠かさないし、
大関横綱だって四股やテッポウをやり込むし、
Jリーガーだってドリブルやパス練習をみっちりするし、
というよりそういうことを地道に積み重ねて能力を高めていった人が上に行くわけでしょ。
それもただ回数をこなせばいいっていうものじゃなくて、「今自分が習得すべきことは何か」「何をどう修正すべきか」「そのための最も良い方法は何か」ってことを考えながらやるっていうことが大事かなって。
前にも似たようなこと書きましたけども。
同じ基本打ちをしていても、初段の人が気を付けることと7段8段の人が気を付けることって絶対に違うはずですからね。
何にしても、基本をしっかり固めて体を作って体の遣い方を練っていかないと、型稽古ばっかりやってても身につかないと思うんですよね。
そういうわけで、今日も基本打ち。
明日も基本打ち。
来年も再来年もずっと基本打ち。
2016年12月15日木曜日
だいじに!
私がいない間のアクセスがピュンって1割か2割くらい日頃より伸びてて、私がカニを食べに行くことのいったい何がそんなに皆さんの関心を引いたのか、全くもって謎。
温泉とカニと観光を楽しんできたんですけど、平日で寒い日で雨で悪条件が揃っていたとはいえ、こんなに人が少なくて大丈夫かいなと心配になるレベルで空いててですね。
特に倉吉の北隣の湯梨浜町に燕趙園(えんちょうえん)という小さいながらも本格派の中国庭園があるんですが、せっかく本場から中国雑技団の小チームがやってきて素晴らしいショーを見せてくれるのにお客さんが私一人ですごーく申し訳ないというかもったいないというか、とにかくみんな鳥取島根にカニと温泉と中国雑技を堪能しに行ってください。
こんな10歳になるかならないかの子供がこんな高いレベルの演技ができるのに、私と来たら10年以上杖道やってていまだに引落打の1つさえ満足にできないんだよなあと思うと、修行不足を身につまされる気分です。
さて、観光ネタはこの辺にしといて杖道ネタを。
先日、全剣連のHPにて興味深い記事が掲載されました。
平たい話が「稽古前の準備運動と、稽古後の整理運動をしっかりしましょう」ってこと。
前にも書いたことがありますけど、これってとっても大事だと思うんですよ。
これから寒い日が続いてどうしても体が固まってしまいがちですから、まず柔軟をしっかりして体をほぐしてから稽古を始める。
そして、私もあんまりしてないけれど、稽古が終わったらいきなり動きを止めるんじゃなくて軽くこわばりをほぐすようにストレッチなどしてやんわりと体を休める。
そして酷使した筋肉はしっかり冷やして回復を早めてやって、道場で冷えた手や足は温めてやる。
「武道家たる者、常在戦場の心構えであらねばならぬ。敵は準備運動をするのを待ってはくれない」
っていう心構えは大事ですけども、稽古の目的ってやっぱり心身の向上を図ることだと思うので、こういう準備と整理をしっかりすることがよりよい肉体と技の獲得につながるのかなと思うのであります。
某ゲーム風に言えば「いのちだいじに」ってことですかね。
え、違う?
2016年12月11日日曜日
2016年12月4日日曜日
むないた!
あー!
すっかり忘れてた!
今日は武道フェスタがあったんでした。宣伝忘れててごめんなさい。
参加された皆さんお疲れさまでした。
終わってから思い出すとか、我ながらアホやな…。体験コーナーの様子です。スタンプラリー方式でいろんな武道を体験できます。 #岡山武道フェスタ #鉄砲隊 #戦国 #samurai #bushido #古武道 #刀剣 #Japanese #okayama #日本刀 #歴史 #鎧 #長刀 #歴史 pic.twitter.com/x4HLwrvNES— JunkoKanzaki (@junko08221114) 2016年12月4日
さて、今日はちょっと解剖学的なお話。
一部の流派では「刀は胸で振る」と教えるそうですが、なるほどなと思ったのがこのアニメgif。
上げる時も下ろす時も胸の筋肉が働いてるのが結構意外です。
腕って三角筋で振り上げてる感じがありましたけどねえ。
素振りとかしてて肩や腕が疲れるばっかりするうちは上手に体の筋肉を使えてないってことかもしれませんね。
素振りの時にもうちょっとこの筋肉を意識してやってみることにします。
2016年12月3日土曜日
杖道上達講座 その3:ヒザ
先日の広島の大会で「料理ネタばっかりやってないで杖道ネタをやりなさい!!」的なご意見を頂戴いたしまして、長らくほったらかしだったこの連載を久々に引っ張りだした次第です。
さて今日のネタはヒザ。
たまたま今日の稽古でちょっと話題にもなりましたので、ちょうどいいタイミングです。
ヒザ。
ヒザねえ…。
個人的にはこれがバッチリ使えたら範士8段免許皆伝ものじゃなかろうかと思うんですけれど、この連載はあくまで「私が5段になるまでにこんなことを注意されてきましたから、後輩の皆さんもよければぜひ参考にしてね」というのが趣旨ですので、今回もそのつもりでやっていきましょう。
ヒザに関してはあれですね。
「ヒザは柔らかく、力を抜いて」ってそれだけ。
「おっさんの毛脛なんか見たくねーよ!!」と言われそうですけどちょっと体を張ってみましたよ。
要するにこの真ん中の状態で維持するんですよー、ってこと。
慣れれば意識しなくても杖や木刀を持ったら勝手にこの状態になると思われる。
そうなるように日々意識してみましょうね。
これが特に意識されるのは11本目の乱留で俗にいう抑止打ちをしたところですかね。
秋の関西地区講習会でも「ヒザを曲げちゃいけませんよ」という指導がありました。
かといって、棒立ちでもよろしくない。
足を詰めた形で打ち込んでも程よくヒザの力が抜けてるか、曲がってないかっていうところがミソ。
…むかーしは「ヒザを軽く曲げて気持ち腰を落とせ」って言われてような気がしなくもない。
まあ昔の話です、昔のね。
ヒザが伸びきってたのを指摘されただけかもしれないし。
それとヒザと言えば忘れちゃいけない。
体をひねる時のヒザの使い方。
例えば返突や逆手突なんかで体をひねるような動作をすることがありますね。
確か大阪の森本先生が3,4年前の講習会でおっしゃったんだと思うんですけれど、「ヒザを回すようにすると楽に体が回るよ」って。
腕の力で杖を返したり、腰自体をひねって回ろうとすると、どうしても力みが出て抵抗になってスムーズに回らないんだけれど、前を向いている膝を横に向けるように回すと上半身の力は一切要らずに楽に回るっていう、そんな説明だった思います。
で、実際に楽に回ります(筆者の体験であり、以下略)。
良ければ皆さんも試してみてね。
ということで薄い内容をもう一度改めてまとめますと、
1.ヒザは突っ張らず曲げず、程よく力を抜いて
2.体をひねる時はヒザで回る
ということでした。
次回がいつになるかはわかりませんが、気長にお待ちください。
さて今日のネタはヒザ。
たまたま今日の稽古でちょっと話題にもなりましたので、ちょうどいいタイミングです。
ヒザ。
ヒザねえ…。
個人的にはこれがバッチリ使えたら範士8段免許皆伝ものじゃなかろうかと思うんですけれど、この連載はあくまで「私が5段になるまでにこんなことを注意されてきましたから、後輩の皆さんもよければぜひ参考にしてね」というのが趣旨ですので、今回もそのつもりでやっていきましょう。
ヒザに関してはあれですね。
「ヒザは柔らかく、力を抜いて」ってそれだけ。
「おっさんの毛脛なんか見たくねーよ!!」と言われそうですけどちょっと体を張ってみましたよ。
ヒザを突っ張って棒立ちの状態。
ヒザの力を抜いて緩くしたところ。
完全にヒザが曲がっている状態。
要するにこの真ん中の状態で維持するんですよー、ってこと。
慣れれば意識しなくても杖や木刀を持ったら勝手にこの状態になると思われる。
そうなるように日々意識してみましょうね。
これが特に意識されるのは11本目の乱留で俗にいう抑止打ちをしたところですかね。
秋の関西地区講習会でも「ヒザを曲げちゃいけませんよ」という指導がありました。
かといって、棒立ちでもよろしくない。
足を詰めた形で打ち込んでも程よくヒザの力が抜けてるか、曲がってないかっていうところがミソ。
…むかーしは「ヒザを軽く曲げて気持ち腰を落とせ」って言われてような気がしなくもない。
まあ昔の話です、昔のね。
ヒザが伸びきってたのを指摘されただけかもしれないし。
それとヒザと言えば忘れちゃいけない。
体をひねる時のヒザの使い方。
例えば返突や逆手突なんかで体をひねるような動作をすることがありますね。
確か大阪の森本先生が3,4年前の講習会でおっしゃったんだと思うんですけれど、「ヒザを回すようにすると楽に体が回るよ」って。
腕の力で杖を返したり、腰自体をひねって回ろうとすると、どうしても力みが出て抵抗になってスムーズに回らないんだけれど、前を向いている膝を横に向けるように回すと上半身の力は一切要らずに楽に回るっていう、そんな説明だった思います。
で、実際に楽に回ります(筆者の体験であり、以下略)。
良ければ皆さんも試してみてね。
ということで薄い内容をもう一度改めてまとめますと、
1.ヒザは突っ張らず曲げず、程よく力を抜いて
2.体をひねる時はヒザで回る
ということでした。
次回がいつになるかはわかりませんが、気長にお待ちください。
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