2015年6月20日土曜日

みちびく

5段の審査が見えてきたあたりからつくづく思うんですけれど、
全剣連で指導者講習をしてほしい。

剣道も居合道も杖道も合同でいいので、5段か6段を受領する条件として「指導者としての在り方についての講習を受けること」みたいになってほしいんです。

今度の審査で受かるかどうかは私の与り知らぬことですが、現実に5段になったとき「どうやって後進を指導したらよいのか、適切な指導の方法はどういうものなのか」ということを身に着けていたいと思うわけです。



日本のスポーツや武道の世界ではこの「コーチング・監督・マネジメント」ということについて無頓着すぎるのではないかと、前々から疑問に思っていました。

野球の世界でも「名選手必ずしも名監督ならず」なんていうようですね。
サッカーでも監督は大体国外から招聘してばかりで、国内から優秀な監督が育つ土壌はまだ出来上がっていないように思われます。

チェスの元世界王者カスパロフ氏が将棋の羽生名人との対談で語った言葉を引用すると、
「優れたプレイヤーを生み出すには優れたコーチが必ず必要。(意訳)」
とのこと。


私が優れたコーチになるかは知りませんけれど、せめて後進に「こいつに指導されたくないな」と思われない程度にはコーチングスキルを習得していたいのでその機会があるとうれしいなあと、電脳世界の片隅で書き綴ってみます。

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