また日が空いてしまいました。
風邪を引き込んだせいで稽古を1週お休みしたりしていました。稽古が出来るのも健康な体があればこそ。上達も健康から、ということですね。
さて、前回稽古着の話をしたので、もう一つ稽古着の話をしてみましょう。
今回は「稽古着の下はどうなってるの?」です。
武道をしていない人からそんな質問を受けたことがあります。何がそんなに気になるのか不思議です。
妄想たくましいイケナイお兄さんたちは、「元々女性は着物の下に下着など着けてなかったのだから、武道を修める美しい女性たちはきっと今でも…!」なんてことを考えてたりするようですが、そんなことありませんからー。みんな下着着けてますからー。
下世話な話はともかく、特に冬のような寒い時期は割と誰でも胴着の下にTシャツや襦袢を着ています。ひょっとすると道場によっては「そんなものを着るなんて気がたるんどる!」と言われるのかもしれませんが、少なくとも私は見たことがないです。
ちなみに我が道場の先生は、なにやら機能性繊維っぽい現代的な下着を付けていらっしゃいます。それも上下。長袖のアンダーシャツとハーフタイツと。60代後半のお歳なのに大変モダンでいらっしゃいます。「寒い地方に赴任したときにこれがいいって実感してな、それ以来ずっとだな。」とのこと。
私は稽古着の下はTシャツも着ずトランクスだけなので、冬は着替えの時に「それ寒くない?若さだなー。」と先生に言われたりします。もちろん何もしなければ寒いですが、寒くないように一生懸命稽古して体を温めますからね。あとでお風呂を浴びればダイジョーV。
上で出た女性の話でも、柔道の選手がそうであるように、胴着がはだけたり袴の隙間から覗いたりしないようにきちんと皆さんアンダーを着込んで対策をしていらっしゃいます。チラリとかポロリとか、そんなのありませんからね。大体そんなことじゃ稽古に集中できないでしょ。お互いに。
ただし、「稽古着の下に何も着けない人」は確かに存在します。もちろん罰ゲームとかなにかのイベントとかそんなのじゃなくて、いつも何も着けない人です。
それは、おじさん or おじいさん。袴の下はフルモンティ。
多分、特に剣道関係者に多いように思います。それも古くからやってらっしゃる方。実際に見たことがありますが、剣道の後の稽古場に入っていくとちょうど礼が済んで着替えてる真っ最中。「今日の稽古のあそこは…」なんて言いながら袴を脱ぐと、なにやらぶらーん。「ホントにいるんだ、こういう人…」と思って一瞬固まりました。剣道は稽古が激しくて汗を多量にかきますから、風通しが良かったり締め付けが無くて体が軽かったりするんでしょうか?効果の程はわかりません。私はにとてもできません。
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