2025年9月27日土曜日

たまねぎ


 ポストに国勢調査の用紙と一緒に、剣窓2025年10月号が届いていました。

ん~?

なんか毎日鏡で見るような顔が見えますねえ~?

やはり世間は私を放っておいてはくれないのかあ~、困っちゃうなあ。


なんて妄言は横へ置いて、つまりはあっちこっち行ってるからこういう写真に写る率も上がるんだよね、というお話です。

剣窓を読んでいる剣道家の皆さん、居合道家の皆さん、杖道もいかがですか?


閑話休題。

先週の土日は淡路島へ行ってきました。神戸の古巣の定例合宿です。


古い人がいて、新しい人もいて、とてもいい合宿になったと思います。2日目の午後にはエネルギー切れでへばってしまうくらいでした。

20年前は私も「新しい人」だったんだよなあ、と思いました。またこの新しい人たちの中から錬士、教士、範士が出てくると信じています。

ところで上の写真を撮っていたら、「ちょっと、困りますよ、なに写真撮ってるんですか」と言いながら割り込んでくる男が一人。


むっちゃいい顔とポーズで割り込んでくるやん…。ところでお名前は?

「皮下脂肪弁慶です」

私が薙刀持ち込んでるからって、うまいこと言いやがって。

関西のこういうノリ、面白くて懐かしいなあ。

2025年9月25日木曜日

おかやま

 思い出し更新、3日目。3連休の最後は岡山県杖道大会です。

県大会というと大層立派なイメージですが、実際は稽古の披露会みたいなものです。人数も少ないし。

でもやっぱり6,7段にしたら審判の練習になるし、それ以下の段では普段とは違う状況での演武の練習になるし、やっぱり意味はあるんですよ。きっとそうに違いない。


・7段演武


・6段演武


・段外、初段の部


・2,3段の部


・4,5段の部



さて、選手の皆さんはそれぞれに感じるところもあるでしょう。私は私で「もっときれいな審判の立ち姿を見せないといかんなあ」などと思ったりします。

ちっちゃな大会ですけれど、やった分だけ得るものがある。そう思います。


以上、10日遅れの3連休思い出し更新でした。


2025年9月22日月曜日

ぜんこく

 思い出し更新、2日目。第60回全国杖道大会です。

スタッフの皆さん、いつもお疲れ様です。

岡山県からは私と後輩の2名が参加です。

早速その後輩の試合から。

向かって右。見よ、袴の翻りを‼
うーん、いい勝負してるんじゃない?

旗は相手に。うーん、残念。

相手は結果として準優勝まで上り詰める方でしたから、ちょっと相手が悪かったか。

ちなみに後輩の打太刀は昨日顔見知りになったばかりの、福岡の曾さん。ありがとうございます。

広島大会もそうですけれど、こういう大会だと初めての人に打太刀をお願いしてお知り合いになれるのがいいですよね。

後輩も知り合ったばかりの人の打太刀を務めて、なんと準決勝まで。

もちろん杖の人が上手なのはありますけれど、その良さを十分引き出せるだけの太刀の力量があることが示されて、先輩のボクはウレシイっ! やはり教える人がいいから


それでは先輩であるところのワタクシの結果。


きれいさっぱり初戦負け。特にいうことはありません。

4本の型の中で2回も打ち損じてたら、旗が上がるわけなんてないよね。

完全に稽古不足ですね。そりゃまあ普段稽古してない人と古流含めてやれってなったらなかなかうまくはいかんものです。

打太刀は去年の全日本チャンピオンの片割れだろって?

はい、そうです、敗北の理由は私のせいです…。


その方の打太刀も私がやりましたけれど、3回戦で負け。まあ、古流の稽古がやっぱり足りてないというか、お互い攻め足りてないかなと後から思いました。


余談ですが、私の試合を見ていた人からは

「アレやってないから負けたんじゃないの?」

ですって。

アレ。つまりは寝屋之内のことですね。

確かに過去の大会では毎回寝屋之内を遣って、それで最低1回は勝っているので、意外にそうかもしれない。

次回参加したときは必ず寝屋之内を遣います。約束です。


6段戦の試合がなんもなしでは面白くないので、達者対達者の試合でも。


何度見てもこの2人は上手いわ。言うことない。


そして8段による演武。


見るほどに「もっと上手になりてえなあ」と思います。まるで小学生みたいな感想ですけど、それしかなくない?


そして決勝戦。岡山県は絡むところがなくて残念。次はもっと勝ち上がりたいですねえ。

それと、もっと参加してほしい。

なんかもう「あいつが行くからええやろ」的な感じをうっすら感じます。あいつがじゃなくて一緒に出るんですよ、わかりりましたか?


そういうわけで、こんな2日間の福岡旅の様子でした。

余談ですが神道夢想流杖術振興会のinstagramに私の怪しい笑顔の写真がなぜか出ています。ここを見てる人はたいてい気づいてそうな気もしますが。

2025年9月19日金曜日

おまつり

 お待たせしました。ようやく忙しかった3連休の思い出し更新です。


ますは初日、流祖祭から。

新幹線にのって博多まで。さらに西鉄に乗って大宰府まで。

…うーん、雨が落ちてきましたぞ。

竈門神社につく頃にはかなり降り出してきて、大丈夫なんだろうかと思いました。

雨が止むのをまつ我々。

「あなたが来るといっつも雨が降るよね」

なんてひどいことをいう方もいらっしゃいましたが、何をおっしゃる。

われら「晴れの国 岡山」から来た男たちの力できっと雨は止むに違いないのです!!


ということで、開始ぎりぎりになって雨は無事やみました!

「ということで」もなにも、雨雲がいわゆる入道雲で1時間もすれば止むと雨雲レーダーで分かっていただけの話なんですが。

思い出したら前回も雨、前々回も雨、季節の変わり目とはいえ次はすっきり晴れた日になるといいですね。


それはそれとして雨が止んだら流祖祭の開始です。

竈門神社本殿でお祈り、夢想権之助神社前でお祈り、演武、稽古。




今回の稽古は見学で。足元も悪いし、ちょっと調子もよくなかったし。

それにしても皆さん、ズルズルの足元の中で稽古に励んでてすごいなあ。


そして、神々の戯れ。




あんまり大きな声で言うことでもないんですけれど、年齢おいくつでしたっけ…?

ほんと、お元気でいらっしゃる。


ということで、1日目終了。

2025年9月15日月曜日

おやすみ

 おとといは、大宰府・竈門神社で流祖祭。

昨日は、第60回全国杖道大会。

今日は、午前中に岡山県杖道大会。ついでに日が下がってからほったらかしにしていた庭の手入れを少々。


疲れました。3連休は全然休めませんでした。


そういうわけで、ネタはいっぱいありますけれど詳細はまた後日にさせてもらいます。

ちなみに明日は仕事で夜はお稽古で、たぶん更新できません。よろしく。

2025年9月10日水曜日

じかんさ

 我が家から…


東京駅まで新幹線で、約4時間。

鹿児島中央駅まで新幹線で、約3時間半。

鳥取駅まで特急で、約2時間半。車で約3時間半。


隣のはずの鳥取県、遠いなあ…。

2025年9月7日日曜日

かごんま

 


新幹線に乗って、はるばるやってきました。鹿児島。

なぜかって?


これを見に来ました。どうしても見たい流派があったので。


杖道は参加してないから、杖道関係者に気を使う必要もないなと思っていったら

河 野 先 生 い ら っ し ゃ い ま し た 。

居合で参加されてた模様。

いや別に河野先生が悪いわけじゃないんですが。気づいたからにはご挨拶を。

また来週、全国杖道大会でお会いしましょう。


いやーしかし鹿児島は遠かった…。

2025年9月4日木曜日

あんぜん

 朝から3時間ほど稽古して、しっかりお昼を食べて、温泉に入って、それで車を運転しているとまことに眠い


当たり前といえば当たり前のことですね。

ちなみに先日の鳥取出稽古のお話です。


出稽古もよくやりますけれど、そのあと運転してると疲労や眠気を感じることがあります。稽古の疲れとか、ご飯の後の血糖値上昇とか、そういうの。

よく言うことですけれど「家に帰るまでがお稽古」ですから、安全運転も稽古の一部。

疲労や眠気を感じたらちょっと停まって休んだりコーヒーを飲んだりしましょうね。たまにエナドリぶち込んで家まで運転することもありますけれど、やっぱりカフェインでごまかすと後がしんどい。


昔、居合の先生が遠出の最中に運転中の交通事故で亡くなったという話がありましたけれど、そういう事例を繰り返さないように気を付けたいところ。


余談ですが、私の免許は青色です…。早く金色に復帰したーい!

2025年9月1日月曜日

かいせつ

 9月になりました。

全然涼しくならないのはなぜだ。


涼しくなろうがなるまいが稽古はせねばなりません。また鳥取までお出かけしてお稽古してまいりました。ありがたいことにエアコン付きの稽古場です。助かる~。


先日の講習会でも思いましたけど、改めて解説書を読むと案外いい加減に覚えている箇所があるもので、例えば9本目・雷打の1刀目は二の腕を斬るのか、胴を斬るのか。11本目、12本目の相打ちではどうか。改めて聞かれると「あれ、そういえばどっちだっけ?」ってなりますよね。


私も1度は新旧対照表を作るために全部読み通しましたけれど、それも振り返れば2017年のことですから、今となっては過去のお話。いろいろ忘れてしまっています。


そういういい加減な認識で後輩の皆さんに稽古をつけているんですから、こんなの良いわけがありませんよね。前に「書いた言葉に引きずられてる」なんてことを書きましたけど、そうはいっても解説書のありがたみってこんなところに出てくるわけですね。

皆さん、せっかく講習会もあったことですから、もう1度解説書を読んでみませんか?