最近、稽古はしていても能力が伸びている気がしない。
停滞期とでも言うんでしょうか。
一般には「能力の伸びは坂じゃなく階段、伸びない時は伸びないが伸びるときには急に伸びる」なんて言いますが、はて、6段を取った時から早3年、「伸びた」と言うほどの成長があったでしょうか。
併伝や古流も含めて色々新しい型も覚えましたけれど、じゃあ武道の実力が伸びたかというと、全くそんな印象がありません。
伸びてないから稽古を辞めるとかそんなことはもちろんありません。
「6段に受かって稽古をいい加減にしたやつが7段審査で落ち続ける」という先達の恐ろしいお言葉もありますしね。
それに私も道場では後輩の皆さんに「稽古は薄紙を重ねるようなものですよ」「ああでもない、こうでもない、と悩んでいるときが一番伸びているんですよ」と言っているわけですから、たぶん自分で実感できてないだけできっと成長のポテンシャルは貯まっているんだろうと信じて、稽古にいそしみます。
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