さだまさし「舞姫」より。
一途という名の舞姫の踊りを見たことがあるかい
悲しくてきれいで切なくて人生そのもの
気が付けば私も人生の半分は杖道とともにあるわけですが、さて、果たして私の杖は私の人生と言えるようなものなんでしょうか。
7段8段の先生がたはまさに人生の大半を杖道(あるいは別の武道)と歩んでいらっしゃるわけで、その業はやはり人生そのものと言ってもいいのかもしれない。
ただ、それは私にはまだまだ分かるほど眼が磨かれてはいないわけですが。
さだまさし「舞姫」より。
一途という名の舞姫の踊りを見たことがあるかい
悲しくてきれいで切なくて人生そのもの
気が付けば私も人生の半分は杖道とともにあるわけですが、さて、果たして私の杖は私の人生と言えるようなものなんでしょうか。
7段8段の先生がたはまさに人生の大半を杖道(あるいは別の武道)と歩んでいらっしゃるわけで、その業はやはり人生そのものと言ってもいいのかもしれない。
ただ、それは私にはまだまだ分かるほど眼が磨かれてはいないわけですが。
今日は秋の昇段審査会でした。
これまでは号令係をしてましたが、今回はなんと「審査員」です。
やってみるとなかなか気を遣うといいますか、受審者を見るのもそうですが「自分も見られている」という感覚が必要なわけですね。
だらけた格好とかよそ見とかしてたらいかんのですよ。
審査員としては審査内容についてあまりあれこれ書くわけにもいかんのかなと思うのでこれくらいにしておきますが、見る側になって思うのは「私もこんな風に見られてたんだなあ」ということですね。
なるほどなあ。
先日栗をたくさんいただきましたので、 今日の晩御飯はこれ。
栗ご飯。
栗を剥くのに2時間くらいかかりましたね。ちっちゃい栗がたくさんだとほんと大変。
大変でも季節ものですからね、ちゃんと季節を味わうというのも大事かなと思っています。しきたりというとちょっと大げさですが。
余談ですけど、先日の講習会の時にリンゴが余っていたのでそれでケーキを作って持っていったら、なぜか「シェフ」と呼ばれてしまいました。いや本職ちゃうし。
皆さん「僕も料理ができたらなあと思うんだけどねえ」みたいなこと言ってますけど、男が料理できてもうれしいことはそんなにないよ。少なくともモテはしない。
旦那が料理得意だったら妻の家庭内価値は相対的に下がるわけですからね。
前も書きましたけども、
既婚女性1 「何を出しても文句言われそうでいや」
既婚女性2 「海原雄山みたいなこと言われそう」
既婚女性3 「料理ができても自分と同じかそれ以上稼いでないと男の値打ちがない」
だそうですから。
以下、海原雄山の図。漫画「美味しんぼ」より。
余談ですが、上の既婚女性3は40手前で仕事辞めて今はただの専業主婦という名の無職です。ちなみに身内です。
てめえこの…!!
昨日一昨日と、冨永先生をお招きしての講習会が水島で行われました。
自分としては「せっかく来ていただいているのに、進歩がないよなあ」と思っているんですけれど、先生としては「もう十分教えたよね」的なことをお感じのようです。
そうなのかな、とは思うんですけれど、岡山の古い先生からしても「みんな上手になってきてるよ」とのことなので、きっとそうなんでしょう。
先生もお歳がお歳なので、終活ではないんでしょうけれど先々のことをいろいろとお考えなんだろうなと思うところも言動の端々からうかがえます。
できるだけ元気でいていただいてずっと教えに来てほしい気持ちもありますけれど、どこぞの漫画よろしく「鬼になって永遠の命を手にして、ずっと教えに来てください」とも言えず。竈門の名のもとに成敗されちゃう。
「お前が先生の後を継ぐんだよ!」と言われても、それが簡単にできれば苦労はせんわいな。
でも、冨永先生も乙藤先生や清水先生や高山先生の後を継ぐと決めたときそういうことを考えたりされたんだろうか。今でもそういう責任の重さを感じていらっしゃるんだろうか。
まあ、普段の金曜の稽古と合わせて3日連続のお稽古でくたびれて今日1日へばってた私には理解の及ばないようなお話ですね。
みんな忘れてるかもしれませんけど、ぼくは心臓の悪い40代のおっさんですからね。ムリハシナイ。
書くのをすっかり忘れてましたが、埼玉のお土産。道場へのお土産は買い忘れましたけど、自分の分はちゃんとあります。
道場へのお土産は私の笑顔で十分でしょ。きっと。
自分用お土産、その1。
スタカレー。なにそれ。
どうも上尾市の町中華の名物メニューなんだそう。平たく言うと麻婆丼の豆腐抜きって感じ。
まあまずいわけもなく、おいしい。
おいしいが、わざわざ有名企業が商品化するほどか…?
その2。
胡椒せんべい。前も書きましたけど、おいしいよ。
前職で所沢に交代で出張に行く用事がありましたが、その時のお土産の定番でした。
埼玉と言えば草加せんべい。埼玉はせんべいがおいしいところのようです。
今頃言われても困る?
まあそう。でもまた埼玉に行くことがあればぜひ参考になさってください。
埼玉は埼玉県民からしても「観光地? そんなのないよ」って言われてしまうんですけれど。
今日は阪本先生を始め倉敷杖友会の皆さんと、30周年記念のご飯会を開催しました。
ごく初期の方がいて、私のように途中からの人がいて、最近始めた人がいて、8人で遅めのお昼ご飯を頂いてきました。
倉敷杖友会の歴史はほぼそのまま岡山県の杖道の歴史。
阪本先生が単身赴任先で学んだ杖道を岡山に持ち帰って、故・藤田先生と一緒に広めたのが岡山の杖道の始まりです。
始める人がいて、後に続く人がいて、それで30年。
阪本先生にはそれはもういろんな思い出があるようです。
私なんかはただただ杖を続けてきたよなあくらいにしか思い出はないんですけれど、それでも岡山で20年近くやってきて、入ってきた人いなくなった人のことなんかも思い出します。
阪本先生も年齢や家庭の事情で道場に来られることもめったになくなりましたけれど、まだ家の近所の公民館で独り稽古は続けていらっしゃるとのこと。80代も後半になられましたが、お元気でいていただきたい。
30年ときたら、次は40年。その次は50年。
今後も岡山でずっと杖道が続いていきますように。
試合場に躍動する「波止」の文字。胸を去来する様々な思いがあります。
きっとじっちゃんも天国でお酒飲みながら喜んでますよ。
そして相手の榊原君。いつぞや湯の坂道場で一緒に稽古しましたけれど、あれからさらに上達した模様。
私が2段のころなんてこんなに上手じゃなかったよ。本当に、「後生畏るべし」ですね。
何人かの剣道の高段を持ってらっしゃる方々の演武を拝見すると、「やっぱり中段とか上段が様になってるよなあ」としみじみ思います。当たり前か。
どうしても杖道から始めると杖を持つ時間のほうが長いから、太刀がおろそかになりがちですからね。まあ自分のことですけど。
いつまでたっても居合道7段持ちの先生から「下手くそやなあ」と言われてしまいます。
5段の部、鹿児島の宮地さんと神之田さん。湯の坂道場でよくお世話になります。
ライバルの多い5段の部でベスト8は素晴らしい結果ですね。実際に5段から上は勝ち上がるのが大変ですよ。
4段でも5段でもろくに試合出てないのに偉そうなことを言うな、と言われるとその通りです。ごめん。だって相手がいなかったんだもん。
それはともかくとしても、ひょいと写真を撮ってもこれくらいきれいに写るように普段から姿勢や構えをしっかりしたいですねえ、私もね、後輩の皆さんもね。
日曜は埼玉県上尾市の埼玉県立武道館で、全日本杖道大会が盛大に開催されました。
でも家に着いたのが夜11時頃で、
今日もひいひい言いながら仕事をして、
もう2,3日くらいのんびりしてから更新しようかなと思いましたけど、
当blogの熱心な読者らしい北海道のN先生が「見てますよ!」と言ってくださったので、体に鞭打って更新します。
それくらいの義理は果たしてもええんじゃなかろか。
それでは写真とともに思い出を振り返っていきましょう。
ということで、3段の部はベスト4でストップ。ここで勝ててたらまた優秀賞を頂けたんですが、残念です。
そもそも片方はまだ2段ですし、どちらも改善点ははっきり見えたのでそこを稽古できれば来年はきっと勝てます。勝って見せますとも!…勝ってくれるよね?
さて各段位ともそれぞれ見どころはあるんでしょうけれど、6段の部でのこと。
わが後輩は今年もきっと…あっ。
前年優勝ペアが1試合目で消えるという驚くべき事態となりました。
ちょっと杖を取り損じたのと、あと気合がいつもより全然足りてなかったのが良くなかったのかな。
やっぱり体重を減らしたせいで気合が響かなくなったんだろうか(オペラ歌手理論)。
とはいえ、相手も決勝まで残る相手ですからして、何か1つでも不足があれば勝敗はいつも紙一重なのは確か。
また来年は後輩君が勝ってくれると思います。いや、私がだれかを引き連れて私が勝たんといかんのかな。
ところで皆さん、私の演武の相手が気になりませんか? 私はだいぶ気になります。
ぼく「お疲れ様で~す、私の演武の相手はどなたですか?」
スタッフ「来てない方もいらっしゃるのでぎりぎりまで調整中です、楽しみに待っててね♪」
あっ、そういう感じなのね?
さて、ぼちぼち6段7段の試合も終わりに近づいて、そろそろ演武の準備のお時間です。
ぼく「そろそろお相手決まりましたか?」
スタッフ「お待たせしました。なんとですねえ、教士8段村上和繁先生です♡」
ナ・ン・ト☆
そんなことってあるぅ~???
6段か、せめて7段の先生かなと思うじゃないですか。まさか本当に8段の先生がお相手だなんて、まさかまさかの大当たり(?)ですよ。
黒郷先生には「村上さん気を付けてよ~、この人何するかわからんから、ハッハッハ」なんて笑われちゃったりして、なんてこと言うんですかもう。
村上和繁先生には初めて打太刀をして頂くわけですが、普段8段の先生に相手をしてもらえるなんてことはなかなかないわけですから、いいチャンスだと思って精一杯の杖を遣うだけですね。
さて、終わって今振り返ればできるだけの演武はできたし、見てた人からも「のびのび遣えてたよ~、よかったよかった」と言ってもらえたのでとりあえずは及第点と言ってよかろうと思います。
軽々さばかれたという気もしますが、そりゃ相手は8段のバリバリの先生ですからして当然のことですね。岡山の3段の後輩の皆さんにみっともないところを見せずに済んだということで良しとしましょう。
さて、大会の結果です。
2段の部以外は北海道勢が独占。凄い。
来年は岡山県が3段の部を取りに行くぞ!!
森本先生も黒郷先生も目をかけて下さっているペアですから、きっとやり遂げてくれることでしょう。
6段? 私? うん、まあ、まずは相手を探すところから…、いや、そんなことを言っていてはいつまでたっても北海道に追いつけませんね。
岡山の6段の皆さん、よろしくお願いしまーす!!
とりあえず今日はこんなところで。
今度の日曜は埼玉県上尾市で全日本杖道大会ですね。
私は最初「あげおし」が読めませんでした。上尾市民の皆さんごめんなさい。今は読めます、大丈夫。
さて、昨日大会プログラムのPDFが公開されましたね。
私は今回試合のほうでは相手がいなくて参加できませんでしたが、演武のほうだけ出演予定です。さて、どなたと演武するのかな…って、
私の名前がないッ!!
え? なに? 「岡山のおっさんに出番はねえから胡椒せんべいでも買って帰んな」ってこと??
ええい、落ち着け、こういう時は素数を数えるんだ…ではなく、事務局を通して確認だ!
ということでただでさえ忙しい岡山県杖道部の事務局長をさらに働かせて確認を取ってもらったら、ちゃんと岡山からは申請は通ってて、ただプログラムから漏れてただけだった模様。ちゃんと私の出番もあるそうです。よかった。
全国100万人(誇張1万%)の私のファンの皆さんもご安心ください。
あんまりにも丁寧なお詫びを頂いてしまったので、かえってこちらが恐縮しちゃいました。
うーん、しかしそうすると、相手がだれかは当日のお楽しみってことですね。
つまり今、同じように「私の名前が載ってませんよ」って人は私と当たるってことです。当日はよろしくおねがいします!!
余談ですが、胡椒せんべいおいしいよね。
ぼちぼち秋の昇段審査に向けて、皆さんの稽古にも熱が入ります。
稽古ではあれを直そうこれを直そうとあれこれ言いますけれど、改めて見るとみんな上手になったなあと思います。
教える人がいいからと言いたい気持ちもありますけれど、私が言うことは色んな先生方が教えてくださったことそのままです。つまり先生方の教え方がいいということですね。
後はもう皆さんの努力次第。
努力しようと思うんじゃなくて、熱心にやっていればそれがつまりは努力です。そういう気持ちでとりあえず杖と太刀を振りましょう。
さて、自分のこれまでの稽古や努力を振り返ってみると、いつが一番稽古に熱心だったんでしょうね。
最初、神戸で杖道を始めたときはまだ大学生でした。アパートの目の前に公園があって、夜中になんとなく思い立って杖を振る日々でした。通りすがりの犬の散歩のおっちゃんおばちゃんはアブない人がいるような目で見てました。通報されなくてよかった。
就職してからは少し手抜きになったような気もしますが、居合刀を買ってからは庭で日々500本の正面打ちをしていた時期もありました。あの時期にあれだけの素振りをしたということが自分の自信の大きな部分を占めているような気がします。
仕事を辞めてからは、杖道、料理、旅、ときどき動画の生活でした。バイクに乗って天童や人吉まで講習会に行ったことが懐かしく思い出されます。暇な人は過去の記事を見に行ってみてね。動画の編集は時間がかかるので、やっぱり暇してる時じゃないとできませんね。
そして再就職して、あちこちに出稽古に行ってお世話になったりなぎなたを始めてみたりしています。武道のための移動距離では間違いなく今が一番動いていますね。無職の時は武道がメインじゃなくて旅自体がメインだったので。あと覚えることが一番増えているようにも思います。
杖に限らなくてもいいんですけど、皆さんが一番熱心だったのはどんな時ですか?
ん~?
なんか毎日鏡で見るような顔が見えますねえ~?
やはり世間は私を放っておいてはくれないのかあ~、困っちゃうなあ。
なんて妄言は横へ置いて、つまりはあっちこっち行ってるからこういう写真に写る率も上がるんだよね、というお話です。
剣窓を読んでいる剣道家の皆さん、居合道家の皆さん、杖道もいかがですか?
閑話休題。
先週の土日は淡路島へ行ってきました。神戸の古巣の定例合宿です。
思い出し更新、3日目。3連休の最後は岡山県杖道大会です。
県大会というと大層立派なイメージですが、実際は稽古の披露会みたいなものです。人数も少ないし。
でもやっぱり6,7段にしたら審判の練習になるし、それ以下の段では普段とは違う状況での演武の練習になるし、やっぱり意味はあるんですよ。きっとそうに違いない。
・7段演武
・6段演武
・段外、初段の部
・2,3段の部
・4,5段の部
さて、選手の皆さんはそれぞれに感じるところもあるでしょう。私は私で「もっときれいな審判の立ち姿を見せないといかんなあ」などと思ったりします。
ちっちゃな大会ですけれど、やった分だけ得るものがある。そう思います。
以上、10日遅れの3連休思い出し更新でした。
思い出し更新、2日目。第60回全国杖道大会です。
岡山県からは私と後輩の2名が参加です。
早速その後輩の試合から。
ちなみに後輩の打太刀は昨日顔見知りになったばかりの、福岡の曾さん。ありがとうございます。
広島大会もそうですけれど、こういう大会だと初めての人に打太刀をお願いしてお知り合いになれるのがいいですよね。
後輩も知り合ったばかりの人の打太刀を務めて、なんと準決勝まで。
もちろん杖の人が上手なのはありますけれど、その良さを十分引き出せるだけの太刀の力量があることが示されて、先輩のボクはウレシイっ! やはり教える人がいいから
それでは先輩であるところのワタクシの結果。
4本の型の中で2回も打ち損じてたら、旗が上がるわけなんてないよね。
完全に稽古不足ですね。そりゃまあ普段稽古してない人と古流含めてやれってなったらなかなかうまくはいかんものです。
打太刀は去年の全日本チャンピオンの片割れだろって?
はい、そうです、敗北の理由は私のせいです…。
その方の打太刀も私がやりましたけれど、3回戦で負け。まあ、古流の稽古がやっぱり足りてないというか、お互い攻め足りてないかなと後から思いました。
余談ですが、私の試合を見ていた人からは
「アレやってないから負けたんじゃないの?」
ですって。
アレ。つまりは寝屋之内のことですね。
確かに過去の大会では毎回寝屋之内を遣って、それで最低1回は勝っているので、意外にそうかもしれない。
次回参加したときは必ず寝屋之内を遣います。約束です。
6段戦の試合がなんもなしでは面白くないので、達者対達者の試合でも。
そして8段による演武。
見るほどに「もっと上手になりてえなあ」と思います。まるで小学生みたいな感想ですけど、それしかなくない?
そして決勝戦。岡山県は絡むところがなくて残念。次はもっと勝ち上がりたいですねえ。
それと、もっと参加してほしい。
なんかもう「あいつが行くからええやろ」的な感じをうっすら感じます。あいつがじゃなくて一緒に出るんですよ、わかりりましたか?
そういうわけで、こんな2日間の福岡旅の様子でした。
余談ですが神道夢想流杖術振興会のinstagramに私の怪しい笑顔の写真がなぜか出ています。ここを見てる人はたいてい気づいてそうな気もしますが。
お待たせしました。ようやく忙しかった3連休の思い出し更新です。
ますは初日、流祖祭から。
新幹線にのって博多まで。さらに西鉄に乗って大宰府まで。
…うーん、雨が落ちてきましたぞ。
竈門神社につく頃にはかなり降り出してきて、大丈夫なんだろうかと思いました。
「あなたが来るといっつも雨が降るよね」
なんてひどいことをいう方もいらっしゃいましたが、何をおっしゃる。
われら「晴れの国 岡山」から来た男たちの力できっと雨は止むに違いないのです!!
ということで、開始ぎりぎりになって雨は無事やみました!
「ということで」もなにも、雨雲がいわゆる入道雲で1時間もすれば止むと雨雲レーダーで分かっていただけの話なんですが。
思い出したら前回も雨、前々回も雨、季節の変わり目とはいえ次はすっきり晴れた日になるといいですね。
それはそれとして雨が止んだら流祖祭の開始です。
竈門神社本殿でお祈り、夢想権之助神社前でお祈り、演武、稽古。
今回の稽古は見学で。足元も悪いし、ちょっと調子もよくなかったし。
それにしても皆さん、ズルズルの足元の中で稽古に励んでてすごいなあ。
そして、神々の戯れ。
あんまり大きな声で言うことでもないんですけれど、年齢おいくつでしたっけ…?
ほんと、お元気でいらっしゃる。
ということで、1日目終了。
おとといは、大宰府・竈門神社で流祖祭。
昨日は、第60回全国杖道大会。
今日は、午前中に岡山県杖道大会。ついでに日が下がってからほったらかしにしていた庭の手入れを少々。
疲れました。3連休は全然休めませんでした。
そういうわけで、ネタはいっぱいありますけれど詳細はまた後日にさせてもらいます。
ちなみに明日は仕事で夜はお稽古で、たぶん更新できません。よろしく。
新幹線に乗って、はるばるやってきました。鹿児島。
なぜかって?
これを見に来ました。どうしても見たい流派があったので。
杖道は参加してないから、杖道関係者に気を使う必要もないなと思っていったら
河 野 先 生 い ら っ し ゃ い ま し た 。
居合で参加されてた模様。
いや別に河野先生が悪いわけじゃないんですが。気づいたからにはご挨拶を。
また来週、全国杖道大会でお会いしましょう。
いやーしかし鹿児島は遠かった…。
朝から3時間ほど稽古して、しっかりお昼を食べて、温泉に入って、それで車を運転しているとまことに眠い。
当たり前といえば当たり前のことですね。
ちなみに先日の鳥取出稽古のお話です。
出稽古もよくやりますけれど、そのあと運転してると疲労や眠気を感じることがあります。稽古の疲れとか、ご飯の後の血糖値上昇とか、そういうの。
よく言うことですけれど「家に帰るまでがお稽古」ですから、安全運転も稽古の一部。
疲労や眠気を感じたらちょっと停まって休んだりコーヒーを飲んだりしましょうね。たまにエナドリぶち込んで家まで運転することもありますけれど、やっぱりカフェインでごまかすと後がしんどい。
昔、居合の先生が遠出の最中に運転中の交通事故で亡くなったという話がありましたけれど、そういう事例を繰り返さないように気を付けたいところ。
余談ですが、私の免許は青色です…。早く金色に復帰したーい!
9月になりました。
全然涼しくならないのはなぜだ。
涼しくなろうがなるまいが稽古はせねばなりません。また鳥取までお出かけしてお稽古してまいりました。ありがたいことにエアコン付きの稽古場です。助かる~。
先日の講習会でも思いましたけど、改めて解説書を読むと案外いい加減に覚えている箇所があるもので、例えば9本目・雷打の1刀目は二の腕を斬るのか、胴を斬るのか。11本目、12本目の相打ちではどうか。改めて聞かれると「あれ、そういえばどっちだっけ?」ってなりますよね。
私も1度は新旧対照表を作るために全部読み通しましたけれど、それも振り返れば2017年のことですから、今となっては過去のお話。いろいろ忘れてしまっています。
そういういい加減な認識で後輩の皆さんに稽古をつけているんですから、こんなの良いわけがありませんよね。前に「書いた言葉に引きずられてる」なんてことを書きましたけど、そうはいっても解説書のありがたみってこんなところに出てくるわけですね。
皆さん、せっかく講習会もあったことですから、もう1度解説書を読んでみませんか?
こないだの講習会で、とある岡山県民が東京の人に尋ねました。
岡「すみません、この辺のお土産って何があります?」
東「僕も千葉県民じゃないからねえ…もう東京駅で東京ばなな買って帰ったらどうですか?」
こらっ!!なんてこと言うんですか!!
反省しなさい、反省!
ちなみに私はピーナツクイーン、落花生パイ、殻付き落花生、MAX CAFFEEを買って帰りました。
千葉市での講習会、お疲れさまでした。
…なんで更新まで1週間も間が空いたのかと問い詰めたい人もいらっしゃるかもしれませんが、私にだって生活があるわけでそこのところはご了承いただきたい。
講習会直前に急な訃報があったり、遠い所への旅の疲れが出てごろごろしたかったり、仕事が月次の繁忙期だったり、なんかしんどくてごろごろしたかったり、いろいろです。
さて、 何から書いたものか。まずは審査の結果から。残念ながら審査会は見学出来なかったんですが。
結果は全剣連のサイトを見てもらうことにして、7段審査合格率がなんと34.4%。
「そんなに合格させて大丈夫~?」と思いながら合格者名を拝見すると、うん、まあ、確かにこの人たちなら通るだろうな、という面々で納得。
岡山県的には1名合格なので、受かった方にはおめでとう、受からなかった方は次頑張りましょう、というところ。ただ、6段を受けた某氏は相手がだいぶ悪かったようで、受審後に審査員から「大変だったね、次頑張ってね」と声掛けがあったとかなかったとか。
審査を受けるのはもちろん各自の自由なんですが、失敗は自分だけでなく相手にも迷惑がかかるということを心の片隅に置いて、受審前には十分な稽古を積まねばならぬということですね。
さて、講習会について。
これまでと比べて何が変わったということはなく、「こういうところに気を付けて稽古しましょう」というお話。具体的なことは各県の伝達講習会でご確認ください。
ただ、10本目の杖の八相からの打突について。
「解説書には『右足を動かすことなく』とあり、八相に構えた時は正対ではなく気持ち斜めを向いているのではないかという指摘があって、ただいま委員会で検討中です」
とのこと。
つまり、逆手突をした際の右足(後ろ足)は少し外を向いているのだから、記述通りに八相に構える際に「右足を動かすことなく足をそろえ」とすると正対は不可能だ、ということなんだそうですけれど、それはさすがに「書いてあることに引っ張られすぎじゃないのか」と思います。「動かすことなく」っていうのはつまり「(前後に)動かすことなく」くらいの意味じゃないかと思うし、実際そういう風にこれまで遣ってきましたよね。
「書き方がおかしいから直しますね」だったらわかるけど、「書いてある通りに八相をちょっと斜めに構えることにします」とかいう人がいたら「はあ~~???」って感じですね。うちの道場の人も「斜めに構えたら打ちにくいですよねえ」って言ってました。私もそう思います。
あと、「5本目の太刀は引落打のときに2足1刀の間合に下がります」「他は1足1刀に下がります」というお話で、確かにそう解説書にも書いてありますね。
そこでワタクシ、「なんで5本目だけは2足1刀なんですか?」って質問しました。
そのお答えは「わかりません! 理合についてなぜこうなのかは形を創った人に聞いてください。聞きに行ったら戻ってくるのは難しいかもしれませんけど…」とのことでした。ええ感じに笑いが取れました。
でもさ、そのあとに別の人にも言われたんですけど、「そういうところを聞きたくて講習会に来てるのにねえ」とは思います。杖道委員としてでなくて、個人の意見でもいいから聞いてみたかったな。
でも杖道委員の先生も「なんで岡山の人は答えにくい質問ばっかりしてくるんだろう」と思っているかもしれません。
それはきっと、坪井先生の教育が行き届いているからですね! (坪井先生のせいにする卑怯な振る舞い)
とりあえずこんなところで。
募集その1。
9月21日(日)、岡山県赤磐市(あかいわし)の山陽ふれあい公園でイベントがあって、その中で杖道の紹介をするそうです。
また今後赤磐市に稽古場を作る予定があるそうで、土曜の18:00~20:00になるとかなんとか。
これまで岡山県の杖道の稽古場は岡山市、倉敷市、総社市にしかなかったので、赤磐に稽古場ができたら大変おめでたいことです。
よろしく。
募集その2。
私と一緒に全日本杖道大会に出たい人、募集中!!
期限が近いので早めによろしく。
以上。
ちょっと更新が開いてしまいました。
「ひょっとして死んだか?」と思った人もいるかもしれませんが、大丈夫。まだ生きています。
話は変わりまして、たまにこのblogもコメントをいただくことがあります。
個人的な価値観の都合で「コメントにお返事はしない」ということで運営を続けていますが、定期的に確認はしていますよ。
最近だと稽古場所や時間についてお尋ねがありましたけれど、コメントではお返事しませんでしたが該当の内容を更新していますので、また見てやってください。
あとは大変丁寧な言葉遣いで「下手くそが高段者のやることにケチつけるな黙っとけ」というコメントを頂いたりとか、Youtubeとかニコニコでも手厳しいコメントを頂いたりしますね。
別に「こいつヘタだな」と思われても「せやな」と自分でも思うんですけれど、そういうことがある度に冨永先生の
「悪いところ探しじゃなくて、いいところ探しをするんですよ」
という一言が蘇りますね。
まさに至言。
稽古場所として借りている小学校の体育館が、夏休み中に電気設備の更新をするそうで、8月はお盆明けまで使えないんだそうです。
この話は割と早いうちから伝わってきていたので、どうしたもんか、別の場所を借りようか、と思っていました。
でも正直、2週間ほどならもう「夏休み」にしようかなということで、道場の皆さんにも伝えてあります。
伝わってない人、お休みですからね。お盆が明けたら再開です。
ただ、7段とか8段とかの受審を考えてるような人たちはそんな簡単に休んだりはしないわけですよ。
私もそのうち7段を受けると考えると、何かしとかないといかんような、そんな気はします。
気はします。しますが、実行できるかどうかはまた別の話でうんたらかんたら。
土曜日。暑い中、車を飛ばして、鳥取へ。
毎度の出張稽古です。
余りに暑いので、エアコンの使える稽古場所を選んでもらって、普段より短い時間でお稽古。
それでもかなり疲れが出たのは、あまりの暑さによるものか、体力の低下によるものか。
とはいえ、
「去年6段受かったばっかりで、来年7段受けても受かるわけないと思うけれど、71歳で受けるのと74歳で受けるのとを比べたら受けたほうが良いに決まってる」
と言われると、私もしんどさを振り払って稽古にお付き合いしないといけないわけですね。
そして今日も朝から2時間だけ集中してお稽古。
朝から道路上の温度表示は30℃越えで、こんなに暑いともうエアコン抜きでの稽古はできそうにありません。大丈夫か、地球。
しかし考えてみれば今年ももう半分以上終わってしまったわけなんですよね。
光陰矢の如し。
ところで私の今年の目標を覚えていますか?
「よそ行きを控えめにする」、全然守れてませんね。
今後も千葉の地区講習会があり、流祖祭&全国杖道大会があり、埼玉の全日本杖道大会があり、広島大会があり、お出かけいっぱいの予定。全然あかんやん。
昨日今日は、本当なら冨永先生をお招きして講習会をやる予定でした。
でもこの暑さなので中止になりました。
残念ですけど、仕方ないですね。35℃まで行くようなときに講習会なんかできるわけがありませんからね。
あれを聞いてみよう、これを教えて頂こう、というネタもたくさんありましたけど、仕方ないですね。…悲しい。
嘆いていてもしょうがないので、このクッソ暑い中、最近乗ってなかったバイクをかっ飛ばして「日本木彫の最高傑作」を見に行ってきました。暑くて暑くてしんどいけれど、バッテリー上がっちゃうし。
目的は平櫛田中の「鏡獅子」。
普段は東京の国立劇場に飾られていますが、国立劇場はただ今改装中なので田中の故郷、岡山県井原市に里帰り中なのです。
2mを超える大作、見応えがありますね。
これ、単に木に色が塗ってあるんじゃなくて、漆を塗る->金箔(髪は銀箔)を貼る->色を塗る、という手順なんだそうですよ。プラモとかに詳しい人なら「あーなるほどね」となるのかもしれませんが。
この鏡獅子の姿をみて「ああ、古流長刀の前がかりの上段とはこういう形か」とふと思い立ち、夕方から武道館で一人稽古などしてみたりして。
暑い! 汗で薙刀が滑らない!
やっぱりこの暑さじゃ稽古も講習会も厳しいッスね…。
うちの道場の人が言いました。
「ぼくも50代に突っ込んで、さすがに体力の低下を実感してます」
そうでしょうねえ。
「だから、体力を鍛えるためにステンレスの杖を注文しました」
はい??
普通、そこは「軽い杖を使うようにしました」とかだと思うんですけれど、やっぱり若いころから格闘技やってる人は考え方がちょっと違うようです。
どこぞの鉄工所的なところでそういう注文を受け付けてくれるそうで、ざっくり1万円+送料+税くらいのお値段だそう。
先日の稽古でその「ステンレスの杖」を持ってきてくれたので私も触らせてもらったんですけれど、さすがに金属、重い!!
ゆっくり基本打ちをするくらいしが使いでが無いし、どうやっても早く振るなんてことはできそうにありません。
基本の中では逆手突あたりが特にキツイ。ずっと頭上に構えないといけませんしね。胴払打とかでも打ち込むときに体を振られます。
普通に振ってると重さで持っていかれそうになるので、嫌でも体幹をつかうようになりますから、「体を鍛える」「体幹を鍛える」という点では確かに役に立つかもしれません。
そして、樫の杖に持ち替えますよね。
かる~~~い!!
西日本の多くの地域で梅雨明けが発表されました(おとといの話)。
長く、暑い季節の始まりです。
大抵の道場ではエアコンついてないでしょうから、健康に気を付けながら稽古を重ねていきましょうね。
余談ですけど、庭の空いたスペースでキュウリを2苗ほど植えておりまして、キュウリを育てたことのある人なら分かると思いますけれど、毎日キュウリ1~2本を食べる羽目になっております。
わたしゃカッパか?
明日起きたらくるっぱになってるかもしらん。
毎日酢の物にしたり冷汁の具にしたりするけど、もう飽きたよ~!!
なおまだまだ実がなる模様。ま、まあ、キュウリは体を冷やす効果があるらしいので…。