また、今日の昇段審査で合格された皆さんおめでとうございます。
審査はしょっぱいものになるんじゃなかろうかと心配半ばでしたが、ある人は気合いがとても充実していていい方に期待を裏切られた感じがしました。
また今回は講習会に小学生が3人参加していて、我が道場と岡山県杖道界の高齢化の懸念も少し薄れたようでほっとしています。
それでは、2日間の様子を画像で振り返ってみましょう。
初日、表の稽古から「右貫」。太刀の動きに対応して杖が動く。これ大事。
同じく表の型から「細道」。手を添えたところを打つのが本道。でも怖いよね!!
2日目、昇段審査。このくらいの子供でもそこらの大人そこのけにしっかり杖を使うのを見ると、
岡山の将来もまんざら悲観したものでもなさそうです。
2日目、制定の稽古から「乱合」。「太刀がしっかり気合いを出して」とのお言葉。
同じく「乱合」。仕打交代して。タイトルはずばり「動きのある写真」。
稽古の仕上げの披露。1日の修練の分だけ、上達したかしら。
年明けに6段審査を受けるにあたっての公開演武。
これくらいいい形がどの型でもでれば結構いけるんじゃないですかね。
「動きのある写真」その2。
杖の皆さん、同じく昇段審査前の演武披露。
「動きのある写真」その3。
本番の審査ではみなさん実力を十分発揮してくださいますように。
ところで、今日の休憩時間に、鎖鎌を巡って冨永先生とちょっとお話しする一幕がありました。
自分 「近所の木工所で斯く斯く然々、分銅部分は芯の重しを綿でくるんで痛くないようにしてもらってます」
冨永先生 「痛くないって?」
そう仰った先生は、実際に分銅を振るって型を実演して下さいました。
こういうときの先生はとても生き生きとしてうれしそうだなあと思いました。