少し古い話題ですが、「武術の動きのデータを取り込んでムービーにして共有し残していこう」という試みが始まっているそうです。
詳細はこちら。
http://circle.wazuma.jp/2013/04/what-is-samurai-mmd/
わかりやすい記事がこちら。
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1304/24/news085.html
「なんかうさんくさい」「しょせんコンピュータの事しか知らない素人の発想」ということもないようで、というのも発起人は伝統芸能「手妻」の継承者だといいますから、集まる武道の動画次第ではかなりしっかりしたものが出来上がるんじゃないでしょうか。
趣味は多様化し、生活は西洋化し、さらに今後人口が減少していくなかで古武道の存続はかなり危ういものと私は思っています。
しかしこういう形でわずかなりとも残っていくなら未来への貴重な資料となるんじゃないかと思うわけです。
いろんな達人の動きを様々な角度から研究する用途にも良いですよね。
私だって自分の動画と免許皆伝の先生の動画とを比べて何が違うのかを是非徹底的に検証したいですもの。
情報工学は所詮小手先、と思う人もあるでしょうが、限定的な分野では既に職人技をコピーした工作機械も実現しており、現時点においてさえかなりの精度でデータを仮想空間上に実装できるはず。
神道夢想流のどなたかやってくださらないかしら。それかいっそ誰か私と組んで投稿してみる?