昨日今日は、本当なら冨永先生をお招きして講習会をやる予定でした。
でもこの暑さなので中止になりました。
残念ですけど、仕方ないですね。35℃まで行くようなときに講習会なんかできるわけがありませんからね。
あれを聞いてみよう、これを教えて頂こう、というネタもたくさんありましたけど、仕方ないですね。…悲しい。
嘆いていてもしょうがないので、このクッソ暑い中、最近乗ってなかったバイクをかっ飛ばして「日本木彫の最高傑作」を見に行ってきました。暑くて暑くてしんどいけれど、バッテリー上がっちゃうし。
目的は平櫛田中の「鏡獅子」。
普段は東京の国立劇場に飾られていますが、国立劇場はただ今改装中なので田中の故郷、岡山県井原市に里帰り中なのです。
2mを超える大作、見応えがありますね。
これ、単に木に色が塗ってあるんじゃなくて、漆を塗る->金箔(髪は銀箔)を貼る->色を塗る、という手順なんだそうですよ。プラモとかに詳しい人なら「あーなるほどね」となるのかもしれませんが。
この鏡獅子の姿をみて「ああ、古流長刀の前がかりの上段とはこういう形か」とふと思い立ち、夕方から武道館で一人稽古などしてみたりして。
暑い! 汗で薙刀が滑らない!
やっぱりこの暑さじゃ稽古も講習会も厳しいッスね…。