「彼のよかったところがすっかりなくなっちゃって、どうしたんだろう」
そんな話が人づてに私の耳まで届いてしまって、その「彼」であるところの私はちょっとしょげています。
私の杖・太刀のいいところって、私自身にはわからないんですよ。
自覚がないからそれが無くなったとか言われても全然わからないし、一体どうしたものやら。
有難いことに「それがあなたのいいところ」と言うお話は何人かからいくつか頂きましたけれど、消えてなくなったのがそれなのかどうかもわからない。なにもかもわからない。
ただ、言われて思えば最近ちょっと理屈に寄りすぎているのかなとか、そんな気もします。
「考えながら杖を振ってる」という状態なのかなと。
しばらくの間、正しいとか間違ってるとか、先生がああい言ったとかこう言ったとか、そういったことは脇に置いて、ただただ振りたいように杖を振ってみましょうか。
「下手の考え休むに似たり」ってやつで、あれこれ考えるより杖を振るしかないんですね、きっと。
0 件のコメント:
コメントを投稿