2020年2月26日水曜日

しっかり!

稽古をするにもただ漫然と基本打ちや型を繰り返せばいいというものでもなかろうと思うわけですが、今年に入ってからの私の稽古方針は「しっかり打つ」「しっかり攻める」ということにしております。

日ごろは後輩の皆さんにも「もっと楽に」「もっと力を抜いて」としょっちゅう言っているので、「矛盾しとるやんけ」とツッコミをいただきそうですね。

ただ、楽に打つ、軽く打つ、ということのために、先ずはしっかり精いっぱいの打突を覚えないといけないような気がするんですよ。
力の抜きどころを覚えるためには、まず力の入れどころを確かめないといけないと言いますか。
「そんな打突じゃ蚊も殺せないよ」「そんな打突じゃ蝿が止まるよ」と言われるようではやっぱり不十分じゃないでしょうか。
人間の体は慣れてくると勝手に力が抜けて楽をしようとするものだ、という気もしますから、そのうちいい感じにこなれてくるんじゃないですかね。たぶん。きっと。おそらく。

この稽古の目標とか方針というのはそれぞれに考えて、あるいは師範に与えていただいたらいいものであって、例えば「打突後の姿勢を正しく」とか「構えをきちんととる」とか「足の運びを精確にする」とか色々あると思いますから、自分の段階にあったものを目指せばよろしいかと思います(偉そう)。



それはそれとして、
体調を整えるために早く寝よう→3時とか4時に寝苦しくて目が覚める→明け方まで寝付かれない→気が付いたら昼過ぎ
みたいなのは、ホントどうにかならんのかと。我が肉体ながら。
しかもそれで体調がすっきり爽快かというと、全然そんなこともないのがまた腹立たしい。
40歳の境目を前にして、体調とか生活リズムの復元速度がどんどん劣化している気がしますね。
これが歳を重ねるということなのか…。

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