2018年11月20日火曜日

おしえる

最近「見て盗め」という言い方に対して否定的な見方がされることも多くなりました。

教える、教わる、ということについて、何か専門的な教育をうけたり研究をしたことがあるわけではないんですけども、5段になって打太刀の立場になることも増えてきて、今のところ私がぼんやりと思っているのはこんなこと。

1.教える立場として言語化を怠ったりなまけたりしないようにする
2.だからと言ってなんでもかんでも言えばいいわけじゃない、相手の段階に応じて伝える内容や量を勘案する
3.言語化の努力は必要だけれどそれにも限界はあるし、言語以外で伝わるものもある


元が工学部出身なので、技術とかスキルとかいうものは基本的に言語化可能だしそうすべきものだと思っているんですよね。
ただ、人間って言語化できる以上のことを体現できるというか、体現する能力に対して言語化する能力はずっと劣っているというか、そういう面も否定できないんじゃないかとも思うんですよ。

何が言いたいかって言うと、「口動かす前に体動かせ、体動かしてから口動かせ」ってことです。

以上、先日の講習会と最近の稽古で感じたことのまとめでした。
これにて1件案件消化。
…我ながら無理やりだな。

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