うちの道場も昔と比べて少し人が増えましたが、残念なことに割とお歳が上の方が多く、足が痛いの腰が痛いのでお休みになりがちです。
そういうわけで今日は私ともう1人。こないだ5段になったおじさん、というかおじいさん。
年齢だけなら一番上のほうなんですけど、一番お元気です。ありがたい。
そんな状況でしたので、今日の稽古は基本をひとしきりやった後はお遊びです。
2人でしこたま武器を持ち込んでいましたので、「異種武器同士の模擬試合」をやってみました。
模擬試合と言っても防具がないので、打ったふり、振っただけ、みたいな感じ。
だから「お遊び」です。
袋竹刀(1刀) vs なぎなた!
袋竹刀(2刀) vs なぎなた!
鎖鎌 vs なぎなた!
袋竹刀 vs 鎖鎌!
短剣(2刀) vs なぎなた!
「剣道対なぎなた」はたまに聞きますけど、こんなんやったことあるひと滅多におらんでしょ。
所詮は打ったふり振っただけなので試合らしい試合にもなってませんでしたけど、「なかなか」どころかとっても楽しかったですよ。
普段合わせることもないような武器が相手でも、勝つ負けるじゃなくて、形で教えてくれているエッセンスが出るかどうかというのが肝ですね。
「なぎなたも先が竹だからこれだけ振れるけど、本物だったらどうなんですかね」と言われて「じゃあ重さが本物に近い総樫の薙刀でやってみましょう!」と言って違いを感じてみたり。
あとは「試合じゃなくてお遊びだから成り立つ技」っていうのもあるわけです。
試合だと通常は得物を落としたら反則扱いですけれど、短剣は形で投げ捨てるんだから投げてもいいと思うと「片方を相手に投げつけてビビらせたところに飛び込む」みたいなやり方もできたりするんですよ。
「こんな短い得物じゃなぎなたには勝てないよ~」と見せて、いきなりかっとんでくる鉄扇!
う~ん、ロマンだ!
鎖鎌は分銅を遣うか鎌を遣うかどうしても悩みがちで体がなかなかついてこなかったりしますけど、
無眼みたいにバチコーンと分銅を叩きつけるとやっぱりビビるし「なるほどなあ」と形の意味を理解できたりもします。
あとはやはり体育館のような広くてフラットな場所では、なぎなたやヤリのような長い武器の有利さが目立つなと実感できます。
長いほうが有利ならと何も考えずに分銅を放り投げるとサラッと躱されて隙だらけになったりとかもしましたが。
それぞれに武器に慣れるくらいには稽古をしている必要はありますが、こういうお遊びも楽しくてためになると思いますので、皆さんも機会があれば是非どうぞ。