2025年8月24日日曜日

てきとう

 こないだの講習会で、とある岡山県民が東京の人に尋ねました。


岡「すみません、この辺のお土産って何があります?」

東「僕も千葉県民じゃないからねえ…もう東京駅で東京ばなな買って帰ったらどうですか?

こらっ!!なんてこと言うんですか!!

反省しなさい、反省!


ちなみに私はピーナツクイーン、落花生パイ、殻付き落花生、MAX CAFFEEを買って帰りました。

2025年8月23日土曜日

ちばけん

 千葉市での講習会、お疲れさまでした。


千葉公園内の、大賀蓮。
歴史的な名物も、気づかずに過ごした人も多かろう。
暑い中、千葉駅から歩いた変な人だけ目にしたはず。


…なんで更新まで1週間も間が空いたのかと問い詰めたい人もいらっしゃるかもしれませんが、私にだって生活があるわけでそこのところはご了承いただきたい。

講習会直前に急な訃報があったり、遠い所への旅の疲れが出てごろごろしたかったり、仕事が月次の繁忙期だったり、なんかしんどくてごろごろしたかったり、いろいろです。


さて、 何から書いたものか。まずは審査の結果から。残念ながら審査会は見学出来なかったんですが。

結果は全剣連のサイトを見てもらうことにして、7段審査合格率がなんと34.4%

「そんなに合格させて大丈夫~?」と思いながら合格者名を拝見すると、うん、まあ、確かにこの人たちなら通るだろうな、という面々で納得。

岡山県的には1名合格なので、受かった方にはおめでとう、受からなかった方は次頑張りましょう、というところ。ただ、6段を受けた某氏は相手がだいぶ悪かったようで、受審後に審査員から「大変だったね、次頑張ってね」と声掛けがあったとかなかったとか。

審査を受けるのはもちろん各自の自由なんですが、失敗は自分だけでなく相手にも迷惑がかかるということを心の片隅に置いて、受審前には十分な稽古を積まねばならぬということですね。


さて、講習会について。

これまでと比べて何が変わったということはなく、「こういうところに気を付けて稽古しましょう」というお話。具体的なことは各県の伝達講習会でご確認ください。

ただ、10本目の杖の八相からの打突について。

「解説書には『右足を動かすことなく』とあり、八相に構えた時は正対ではなく気持ち斜めを向いているのではないかという指摘があって、ただいま委員会で検討中です」

とのこと。

つまり、逆手突をした際の右足(後ろ足)は少し外を向いているのだから、記述通りに八相に構える際に「右足を動かすことなく足をそろえ」とすると正対は不可能だ、ということなんだそうですけれど、それはさすがに「書いてあることに引っ張られすぎじゃないのか」と思います。「動かすことなく」っていうのはつまり「(前後に)動かすことなく」くらいの意味じゃないかと思うし、実際そういう風にこれまで遣ってきましたよね。

「書き方がおかしいから直しますね」だったらわかるけど、「書いてある通りに八相をちょっと斜めに構えることにします」とかいう人がいたら「はあ~~???」って感じですね。うちの道場の人も「斜めに構えたら打ちにくいですよねえ」って言ってました。私もそう思います。


あと、「5本目の太刀は引落打のときに2足1刀の間合に下がります」「他は1足1刀に下がります」というお話で、確かにそう解説書にも書いてありますね。

そこでワタクシ、「なんで5本目だけは2足1刀なんですか?」って質問しました。

そのお答えは「わかりません! 理合についてなぜこうなのかは形を創った人に聞いてください。聞きに行ったら戻ってくるのは難しいかもしれませんけど…」とのことでした。ええ感じに笑いが取れました。

でもさ、そのあとに別の人にも言われたんですけど、「そういうところを聞きたくて講習会に来てるのにねえ」とは思います。杖道委員としてでなくて、個人の意見でもいいから聞いてみたかったな。

でも杖道委員の先生も「なんで岡山の人は答えにくい質問ばっかりしてくるんだろう」と思っているかもしれません。

それはきっと、坪井先生の教育が行き届いているからですね! (坪井先生のせいにする卑怯な振る舞い)


とりあえずこんなところで。

2025年8月9日土曜日

ぼしゅう

 募集その1。

9月21日(日)、岡山県赤磐市(あかいわし)の山陽ふれあい公園でイベントがあって、その中で杖道の紹介をするそうです。

また今後赤磐市に稽古場を作る予定があるそうで、土曜の18:00~20:00になるとかなんとか。

これまで岡山県の杖道の稽古場は岡山市、倉敷市、総社市にしかなかったので、赤磐に稽古場ができたら大変おめでたいことです。

赤磐ってこの辺。wikipediaから。


よろしく。


募集その2。

私と一緒に全日本杖道大会に出たい人、募集中!!

期限が近いので早めによろしく。


以上。

2025年8月3日日曜日

コメント

 ちょっと更新が開いてしまいました。

「ひょっとして死んだか?」と思った人もいるかもしれませんが、大丈夫。まだ生きています。


話は変わりまして、たまにこのblogもコメントをいただくことがあります。

個人的な価値観の都合で「コメントにお返事はしない」ということで運営を続けていますが、定期的に確認はしていますよ。

最近だと稽古場所や時間についてお尋ねがありましたけれど、コメントではお返事しませんでしたが該当の内容を更新していますので、また見てやってください。


あとは大変丁寧な言葉遣いで「下手くそが高段者のやることにケチつけるな黙っとけ」というコメントを頂いたりとか、Youtubeとかニコニコでも手厳しいコメントを頂いたりしますね。

別に「こいつヘタだな」と思われても「せやな」と自分でも思うんですけれど、そういうことがある度に冨永先生の

「悪いところ探しじゃなくて、いいところ探しをするんですよ」

という一言が蘇りますね。

まさに至言。

2025年7月19日土曜日

おやすみ

 稽古場所として借りている小学校の体育館が、夏休み中に電気設備の更新をするそうで、8月はお盆明けまで使えないんだそうです。

この話は割と早いうちから伝わってきていたので、どうしたもんか、別の場所を借りようか、と思っていました。

でも正直、2週間ほどならもう「夏休み」にしようかなということで、道場の皆さんにも伝えてあります。

伝わってない人、お休みですからね。お盆が明けたら再開です。


ただ、7段とか8段とかの受審を考えてるような人たちはそんな簡単に休んだりはしないわけですよ。

私もそのうち7段を受けると考えると、何かしとかないといかんような、そんな気はします。

気はします。しますが、実行できるかどうかはまた別の話でうんたらかんたら。

2025年7月13日日曜日

つかれた

 土曜日。暑い中、車を飛ばして、鳥取へ。

昼御飯、牛骨ラーメン。

毎度の出張稽古です。

余りに暑いので、エアコンの使える稽古場所を選んでもらって、普段より短い時間でお稽古。

それでもかなり疲れが出たのは、あまりの暑さによるものか、体力の低下によるものか。

とはいえ、

「去年6段受かったばっかりで、来年7段受けても受かるわけないと思うけれど、71歳で受けるのと74歳で受けるのとを比べたら受けたほうが良いに決まってる」

と言われると、私もしんどさを振り払って稽古にお付き合いしないといけないわけですね。


晩はちょっとリッチにお寿司屋さん。

そして今日も朝から2時間だけ集中してお稽古。

朝から道路上の温度表示は30℃越えで、こんなに暑いともうエアコン抜きでの稽古はできそうにありません。大丈夫か、地球。


しかし考えてみれば今年ももう半分以上終わってしまったわけなんですよね。

光陰矢の如し。

ところで私の今年の目標を覚えていますか?

「よそ行きを控えめにする」、全然守れてませんね。

今後も千葉の地区講習会があり、流祖祭&全国杖道大会があり、埼玉の全日本杖道大会があり、広島大会があり、お出かけいっぱいの予定。全然あかんやん。

2025年7月6日日曜日

めいじん

 昨日今日は、本当なら冨永先生をお招きして講習会をやる予定でした。

でもこの暑さなので中止になりました。

残念ですけど、仕方ないですね。35℃まで行くようなときに講習会なんかできるわけがありませんからね。

あれを聞いてみよう、これを教えて頂こう、というネタもたくさんありましたけど、仕方ないですね。…悲しい。


嘆いていてもしょうがないので、このクッソ暑い中、最近乗ってなかったバイクをかっ飛ばして「日本木彫の最高傑作」を見に行ってきました。暑くて暑くてしんどいけれど、バッテリー上がっちゃうし。

目的は平櫛田中の「鏡獅子」。

普段は東京の国立劇場に飾られていますが、国立劇場はただ今改装中なので田中の故郷、岡山県井原市に里帰り中なのです。

2mを超える大作、見応えがありますね。

これ、単に木に色が塗ってあるんじゃなくて、漆を塗る->金箔(髪は銀箔)を貼る->色を塗る、という手順なんだそうですよ。プラモとかに詳しい人なら「あーなるほどね」となるのかもしれませんが。


この鏡獅子の姿をみて「ああ、古流長刀の前がかりの上段とはこういう形か」とふと思い立ち、夕方から武道館で一人稽古などしてみたりして。

暑い! 汗で薙刀が滑らない! 

やっぱりこの暑さじゃ稽古も講習会も厳しいッスね…。