2022年12月18日日曜日

おわかれ

 気が付けば今年もあと10日ほど、慌てて年賀状の段取りをしているところです。

今年を思い返すと、私のことで言えば昇段したりとか広島大会で3位を取ったりとか薙刀を始めたりとかありましたし、また杖道の先生や仲間で亡くなった方々もいて、改めて振り返ると色々あったなと思うところです。


ところで先日、私とは親子ほど歳の差のある知り合いと

「あと何年この商売ができるかなあ。在庫の片付けが面倒だから、その時は連絡してくれたら全部上げるよ。業者を呼んであれこれするのも面倒だから、いるんだったら好きにして」

てな話をいたしまして、いわゆる「終活」を考えることがありました。

「そういえば、今年亡くなったあの人たちは、武道具やなんやをどうされたんだろう?」


私の神戸時代の先生方が亡くなったときはみんなで形見分けをしましたけれど、私もそれなりにたくさんの武道具を抱えているわけでして、もし私が「うっ!!」となって心臓がギブアップしてしまったときに、さてこれらをどうしようということを考えないといけません。

私の家族は特に武道に興味がないので、放っておいたら全部ゴミになりそうですからね。

木刀さえ貴重品になりつつある今、(なぜか)たくさんある木刀やら杖やらをポンポン捨てられたら、さすがに草葉の陰で大泣きすることになりそうです。


郵便局に勤める身内は「ある程度の歳になったら、正月には年賀状より遺言状を書け」と言っていましたけれど、年賀状を書くついでに武道具やら何やらについて死んだ後の指示を書いておいたほうがいいのかもしれません。

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