2019年8月8日木曜日

かんそう

6段審査、7段審査を見学して、個人的に思ったことなどいくつか。

合格する人はやはりそれだけの実力があるし、合格しなかった人はそれがなかった、というのが本音ですね。
「7段審査は若い人ばっかり通ってる」という意見もあったんですけれど、6段審査の合格者では逆に比較的年齢の高い人がほとんどだったので、それも当たらないのかなと。

7段審査ではどうしても高齢者が増えるわけですけれど、当然若いころのようには体がうごかないわけで、そこのギャップをどう乗り越えていくかということが1つの課題のように思います。
演武を見ていたら、まだ皆さん若い人と同じように遣おうとしてらっしゃるような感じがするように思いました。
冨永先生も「若い人は若いように、歳を重ねた人は歳を重ねたように遣いなさい」とおっしゃってらしたように、単純な早さとか力強さとかそういうところで勝負するのではなくてもっと別の魅力を見せていただいたらいいのかなと思います。偉そうですけど。

次の審査に向けてどんな稽古をするか、それは皆さんそれぞれ思うところも師範の指導もあろうかと思いますが、講師の先生方がおっしゃったように「基本をしっかりやりましょう」というところに集約されていると思います。
ただの打ち、ただの突きでも、やっぱり合格する人はそこのところのレベルが高いと思いますね。

以上、来年の自分に向けた感想でした。

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