2025年10月28日火曜日

おみやげ

 書くのをすっかり忘れてましたが、埼玉のお土産。道場へのお土産は買い忘れましたけど、自分の分はちゃんとあります。

道場へのお土産は私の笑顔で十分でしょ。きっと。


自分用お土産、その1。

スタカレー。なにそれ。

どうも上尾市の町中華の名物メニューなんだそう。平たく言うと麻婆丼の豆腐抜きって感じ。

まあまずいわけもなく、おいしい。

おいしいが、わざわざ有名企業が商品化するほどか…?


その2。

胡椒せんべい。前も書きましたけど、おいしいよ。

前職で所沢に交代で出張に行く用事がありましたが、その時のお土産の定番でした。

埼玉と言えば草加せんべい。埼玉はせんべいがおいしいところのようです。


今頃言われても困る?

まあそう。でもまた埼玉に行くことがあればぜひ参考になさってください。

埼玉は埼玉県民からしても「観光地? そんなのないよ」って言われてしまうんですけれど。

2025年10月26日日曜日

しゅくが

 今日は阪本先生を始め倉敷杖友会の皆さんと、30周年記念のご飯会を開催しました。

ごく初期の方がいて、私のように途中からの人がいて、最近始めた人がいて、8人で遅めのお昼ご飯を頂いてきました。


倉敷杖友会の歴史はほぼそのまま岡山県の杖道の歴史。

阪本先生が単身赴任先で学んだ杖道を岡山に持ち帰って、故・藤田先生と一緒に広めたのが岡山の杖道の始まりです。

始める人がいて、後に続く人がいて、それで30年。

阪本先生にはそれはもういろんな思い出があるようです。

私なんかはただただ杖を続けてきたよなあくらいにしか思い出はないんですけれど、それでも岡山で20年近くやってきて、入ってきた人いなくなった人のことなんかも思い出します。

阪本先生も年齢や家庭の事情で道場に来られることもめったになくなりましたけれど、まだ家の近所の公民館で独り稽古は続けていらっしゃるとのこと。80代も後半になられましたが、お元気でいていただきたい。


30年ときたら、次は40年。その次は50年。

今後も岡山でずっと杖道が続いていきますように。

2025年10月22日水曜日

さいたま! 2

前回に続いて全日本杖道大会のことなど。


 2段の部より。

試合場に躍動する「波止」の文字。胸を去来する様々な思いがあります。

きっとじっちゃんも天国でお酒飲みながら喜んでますよ。

そして相手の榊原君。いつぞや湯の坂道場で一緒に稽古しましたけれど、あれからさらに上達した模様。

私が2段のころなんてこんなに上手じゃなかったよ。本当に、「後生畏るべし」ですね。



3段の部より。

何人かの剣道の高段を持ってらっしゃる方々の演武を拝見すると、「やっぱり中段とか上段が様になってるよなあ」としみじみ思います。当たり前か。

どうしても杖道から始めると杖を持つ時間のほうが長いから、太刀がおろそかになりがちですからね。まあ自分のことですけど。

いつまでたっても居合道7段持ちの先生から「下手くそやなあ」と言われてしまいます。



5段の部、鹿児島の宮地さんと神之田さん。湯の坂道場でよくお世話になります。

ライバルの多い5段の部でベスト8は素晴らしい結果ですね。実際に5段から上は勝ち上がるのが大変ですよ。

4段でも5段でもろくに試合出てないのに偉そうなことを言うな、と言われるとその通りです。ごめん。だって相手がいなかったんだもん。

それはともかくとしても、ひょいと写真を撮ってもこれくらいきれいに写るように普段から姿勢や構えをしっかりしたいですねえ、私もね、後輩の皆さんもね。


私の今大会の思い出は大体こんなところでしょうか。西日本の方は、次は広島大会でお会いしましょう。

2025年10月20日月曜日

さいたま!

 日曜は埼玉県上尾市の埼玉県立武道館で、全日本杖道大会が盛大に開催されました。

でも家に着いたのが夜11時頃で、
今日もひいひい言いながら仕事をして、
もう2,3日くらいのんびりしてから更新しようかなと思いましたけど、
当blogの熱心な読者らしい北海道のN先生が「見てますよ!」と言ってくださったので、体に鞭打って更新します。

それくらいの義理は果たしてもええんじゃなかろか。

N先生、6段の部優勝おめでとうございます。

それでは写真とともに思い出を振り返っていきましょう。

建て替えしたばかりらしい、きれいな武道館にて。

第1試合開始前の、緊張する瞬間。

岡山県としては3段の部に1組、全剣連杖道演武に私が出演という、ごく小さな出番ですので、さっそく3段の部に入りましょう。

去年2段の部で優秀賞に輝いたペアですから、今年は格上挑戦とはいえみっともない試合はしないでしょう。

1試合目。
勝ったはいいけど、気合が足りねえっ!!

2試合目。
開始前に「もっと気合を!」と言った甲斐があったかな?

3試合目。
やはりというか、勝ち上がりはしても
どの相手とも競り合ってるように見えますね。

なんと4試合目。
相手は北海道、やはり気合が…。

1-2で敗北。
惜しい。

ということで、3段の部はベスト4でストップ。ここで勝ててたらまた優秀賞を頂けたんですが、残念です。

そもそも片方はまだ2段ですし、どちらも改善点ははっきり見えたのでそこを稽古できれば来年はきっと勝てます。勝って見せますとも!…勝ってくれるよね?


さて各段位ともそれぞれ見どころはあるんでしょうけれど、6段の部でのこと。


なんと、去年の決勝戦と同じ相手が第1試合でぶつかるという異例の事態。

わが後輩は今年もきっと…あっ。


前年優勝ペアが1試合目で消えるという驚くべき事態となりました。

ちょっと杖を取り損じたのと、あと気合がいつもより全然足りてなかったのが良くなかったのかな。
やっぱり体重を減らしたせいで気合が響かなくなったんだろうか(オペラ歌手理論)。

とはいえ、相手も決勝まで残る相手ですからして、何か1つでも不足があれば勝敗はいつも紙一重なのは確か。

また来年は後輩君が勝ってくれると思います。いや、私がだれかを引き連れて私が勝たんといかんのかな。


ところで皆さん、私の演武の相手が気になりませんか? 私はだいぶ気になります。

ぼく「お疲れ様で~す、私の演武の相手はどなたですか?」

スタッフ「来てない方もいらっしゃるのでぎりぎりまで調整中です、楽しみに待っててね♪」

あっ、そういう感じなのね?


さて、ぼちぼち6段7段の試合も終わりに近づいて、そろそろ演武の準備のお時間です。

ぼく「そろそろお相手決まりましたか?」

スタッフ「お待たせしました。なんとですねえ、教士8段村上和繁先生です♡

ナ・ン・ト☆


そんなことってあるぅ~???

6段か、せめて7段の先生かなと思うじゃないですか。まさか本当に8段の先生がお相手だなんて、まさかまさかの大当たり(?)ですよ。

黒郷先生には「村上さん気を付けてよ~、この人何するかわからんから、ハッハッハ」なんて笑われちゃったりして、なんてこと言うんですかもう。

村上和繁先生には初めて打太刀をして頂くわけですが、普段8段の先生に相手をしてもらえるなんてことはなかなかないわけですから、いいチャンスだと思って精一杯の杖を遣うだけですね。


さて、終わって今振り返ればできるだけの演武はできたし、見てた人からも「のびのび遣えてたよ~、よかったよかった」と言ってもらえたのでとりあえずは及第点と言ってよかろうと思います。

軽々さばかれたという気もしますが、そりゃ相手は8段のバリバリの先生ですからして当然のことですね。岡山の3段の後輩の皆さんにみっともないところを見せずに済んだということで良しとしましょう。


さて、大会の結果です。








2段の部以外は北海道勢が独占。凄い。

来年は岡山県が3段の部を取りに行くぞ!!

森本先生も黒郷先生も目をかけて下さっているペアですから、きっとやり遂げてくれることでしょう。

6段? 私? うん、まあ、まずは相手を探すところから…、いや、そんなことを言っていてはいつまでたっても北海道に追いつけませんね。
岡山の6段の皆さん、よろしくお願いしまーす!!


とりあえず今日はこんなところで。

2025年10月15日水曜日

あげおし

 今度の日曜は埼玉県上尾市で全日本杖道大会ですね。

私は最初「あげおし」が読めませんでした。上尾市民の皆さんごめんなさい。今は読めます、大丈夫。

さて、昨日大会プログラムのPDFが公開されましたね

私は今回試合のほうでは相手がいなくて参加できませんでしたが、演武のほうだけ出演予定です。さて、どなたと演武するのかな…って、

私の名前がないッ!!

え? なに? 「岡山のおっさんに出番はねえから胡椒せんべいでも買って帰んな」ってこと??

ええい、落ち着け、こういう時は素数を数えるんだ…ではなく、事務局を通して確認だ!


ということでただでさえ忙しい岡山県杖道部の事務局長をさらに働かせて確認を取ってもらったら、ちゃんと岡山からは申請は通ってて、ただプログラムから漏れてただけだった模様。ちゃんと私の出番もあるそうです。よかった。

全国100万人(誇張1万%)の私のファンの皆さんもご安心ください。

あんまりにも丁寧なお詫びを頂いてしまったので、かえってこちらが恐縮しちゃいました。


うーん、しかしそうすると、相手がだれかは当日のお楽しみってことですね。

つまり今、同じように「私の名前が載ってませんよ」って人は私と当たるってことです。当日はよろしくおねがいします!!


余談ですが、胡椒せんべいおいしいよね。

2025年10月9日木曜日

ねっしん

 ぼちぼち秋の昇段審査に向けて、皆さんの稽古にも熱が入ります。

稽古ではあれを直そうこれを直そうとあれこれ言いますけれど、改めて見るとみんな上手になったなあと思います。

教える人がいいからと言いたい気持ちもありますけれど、私が言うことは色んな先生方が教えてくださったことそのままです。つまり先生方の教え方がいいということですね。

後はもう皆さんの努力次第。

努力しようと思うんじゃなくて、熱心にやっていればそれがつまりは努力です。そういう気持ちでとりあえず杖と太刀を振りましょう。


さて、自分のこれまでの稽古や努力を振り返ってみると、いつが一番稽古に熱心だったんでしょうね。

最初、神戸で杖道を始めたときはまだ大学生でした。アパートの目の前に公園があって、夜中になんとなく思い立って杖を振る日々でした。通りすがりの犬の散歩のおっちゃんおばちゃんはアブない人がいるような目で見てました。通報されなくてよかった。

就職してからは少し手抜きになったような気もしますが、居合刀を買ってからは庭で日々500本の正面打ちをしていた時期もありました。あの時期にあれだけの素振りをしたということが自分の自信の大きな部分を占めているような気がします。

仕事を辞めてからは、杖道、料理、旅、ときどき動画の生活でした。バイクに乗って天童や人吉まで講習会に行ったことが懐かしく思い出されます。暇な人は過去の記事を見に行ってみてね。動画の編集は時間がかかるので、やっぱり暇してる時じゃないとできませんね。

そして再就職して、あちこちに出稽古に行ってお世話になったりなぎなたを始めてみたりしています。武道のための移動距離では間違いなく今が一番動いていますね。無職の時は武道がメインじゃなくて旅自体がメインだったので。あと覚えることが一番増えているようにも思います。


杖に限らなくてもいいんですけど、皆さんが一番熱心だったのはどんな時ですか?